住宅ローンの審査について

住宅ローン

住宅ローンの審査は、かなり通過し易いものです。
審査に通過しないのはわずかに1割程度だと言われていますので、その通過し易さは良く分かるでしょう。

それなのに、自身の判断で諦めている人や、不動産会社の判断で審査に出されなかった人が結構いるようです。

そんな、審査に通らなかった人、審査すら受けられなかった人、審査を受ける前に諦めようとしている方に、諦める必要はなく、正しい知識を持って行動すれば、まだまだ住宅ローンの審査を通過させられる可能性があることをぜひとも知ってもらいたいと思い、お伝えしようと思います。

審査に通過するための最低限の7基準

住宅ローンはいったい利用者の何をもって審査を行っているのか。それは国土交通省が発表した「民間住宅ローンの実態に関する調査」という調査によって、審査項目は全てで20項目あると発表されました。

しかし、この全てが重要という訳ではなく、中でも審査を行う際に最低限押さえておかなければならない基準になるだろうものは、7項目に絞られました。
完済時の年齢、返済の負担率、借入時の年齢、担保評価、現在の会社の勤続年数、健康状態、それから年収です。

これらの7つの基準は審査に通過する上で最低限に必要な物という認識でいいでしょう。
逆に言えば、審査に通過しないとこれらの基準をクリアしていないからということになりますね。

 

審査基準や条件は一律同じではない

審査に通過しなかったのは上記に挙げた基準を満たしていなかったからか、じゃあどこで審査を受けも落とされてしまうだろうな、と言う風に思う必要はありません。

上記に挙げた基準を満たしているに越したことはありませんが、審査基準や条件は銀行ごとに違います。
ある一つの条件を満たしていないことで審査に落とされた人が、別の銀行の住宅ローンの審査を受けて受かると言うことも用意にあります。

分かり易いのは年収ですね。年収が250万円しかなく、それが原因で落とされたことがあったとしても、年収よりも勤続年数を大事にしている銀行があったとしたら、そこで審査を受ければ審査に通過する可能性は十分にあると言えますね。

どの銀行がどのような条件や基準を大事にしているかは公表されないもので、借り手が知ることはできませんが、たった一度や二度審査に落ちてしまった程度で諦める必要はありません。
むしろ、落ちても諦めずに多くの銀行の審査を受ければ、その数だけ審査に通過する可能性が多くなるのです。

 

銀行ではなく住宅会社に相談している人へ

複数の銀行に審査を依頼すればそれだけ審査に通過する可能性が高くなる。言うだけは簡単ですが、実際にやろうとするのは難しいですよね。

銀行の窓口は平日の10時から15時くらいまでしかやっていないので相談にいく時間を作るのが難しいですし、必要な書類もたくさんあって、何度も用意するのも面倒です。

住宅ローンの種類も5000以上もあると言われており、その中からどれを選べばいいのか、素人で考えるのは到底無理な話です。

そんな事情があってか、住宅ローンを選ぶ際に手っ取り早く住宅会社に紹介してもらった銀行で進める人もたくさんいます。
また、銀行に行っても、勧められたローンをそのまま利用してしまうと言う人もたくさんいらっしゃるでしょう。

しかし、よく考えて下さい。
勧められる住宅ローンは住宅会社が提携している銀行、あるいは銀行が自社で用意している住宅ローンのみであり、自分にとって最良の選択かどうかは全く別問題なのです。

彼らは住宅ローンの専門家などではなく、自社の利益になるものであればなんでもいいものだと紹介してきますから、それにすぐに惑わされないためにも、自分に合った住宅ローンを探して、複数の住宅ローンを検討することは必要なのです。

 

おすすめの住宅ローンはある?

住宅ローンを選ぶ際には、自分自身が何を大切にしているのか、何を優先して選ぶべきなのかを自分自身で考えて、選択することが大切なのですが、一つだけおすすめしてもいい住宅ローンを挙げておきましょう。

じぶん銀行住宅ローン」です。

こちらは最高水準の低金利の住宅ローンで、がん保証も無料で付けられます。

低金利は普遍的に利用者が欲しいと思える要素ですし、がん保証もあったらあったで得をします。

もっとも、必要でないと言う人にはおすすめはできませんが、金利が低い方がいいと言う人にはとりあえずはおすすめの住宅ローンだと言えますね。

 

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

たった1つの銀行の住宅ローンに落とされたからマイホームは諦めるなんてとんでもありません。
自分から諦める必要などはなく、諦めさせられていた場合でも、本当にいくつもの住宅ローンの審査を受けて、とことんやり尽くしてからでないと、本当に住宅ローンの審査に通過する可能性があるのかないのか、ということは判断し切れません。

諦めるのであれば、いくつも候補を挙げて、全てで審査が落ちるくらいまではやりつくしましょう。
むろん、全てで落ちる可能性もありますが、それも低いのでなんども挑戦あるのみですよ。

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