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住宅ローンの仮審査と本審査

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住宅ローンの融資を受ける際には必ず審査を受けますが、この審査には仮審査と本審査の二種類があることはご存知でしょうか?

建物や土地を契約する前に行うのが仮審査、契約を終えてから受けるのが本審査、もし知らなければこれらは覚えておいた方がいいでしょう。

 

さて、2種類の審査があるとのことですが、いわゆる審査に落ちてしまったという経験をしたことがある人のほとんどは、仮審査の時点で落ちているのです。
いわゆる一つの難関と捉えている人も多く、仮審査に通過すれば一安心できるものです。

しかし、ほんの少しではありますが、仮審査に通った後の本審査に落ちてしまうということもあるようです。
折角難しい仮審査に通過したのに本審査に落ちてしまうなんてめちゃくちゃショックです。

そんなことにならないためにも、そもそも仮審査に通過するためにも、本審査および仮審査について、それぞれの違いや落ちてしまう原因などを知っておき、きちんと対策を立てられるようにしておきましょう。

住宅ローンの審査は銀行がするの?

初めに基礎知識として、住宅ローンの審査はどこが行うかを知っておきましょう。

一般的には、住宅ローンは銀行が貸し出すので、他のローンなどと同じように銀行などの金融機関が審査をするのではないか、と思っている人がほとんどでしょう。
実際、銀行が審査を行っている住宅ローンもありますが、他のところが審査を行っている住宅ローンもあります。

その他のところとは、保証会社です。保証会社は銀行が損をしないように、ローンの残金を立て替えてくれる会社のことで、ここが直接審査を行うことがあるのです。
ちなみに、保証会社が審査をするのか、銀行が審査をするのかは保証料の有無で見分けることが出来ます。

 

まとめると、保証料が発生する住宅ローンは保証会社が審査を行い、保証料が発生しない住宅ローンは銀行などの金融機関が審査を行うことになっているのです。

具体的にどのようなローンが保証会社があるのかないのかを挙げてみると、都市銀行や信託銀行、地方銀行、JAバンクや信用金庫、ろうきんなどは保証料があるので、保証会社が審査を行います。
フラット35やネット銀行などは保証料がないために、金融機関が直接審査を行います。

それらを知った上で本題に入りましょう。

 

仮審査と本審査にはどんな違いがあるのか

まずは、それぞれの審査に置ける違いを明確にしておきましょう。
最初にわかる違いは審査を行うタイミングですね。仮審査は建物や土地を契約する前、本審査は契約が全て終わってからです。

時期をずらしているのには、それぞれの審査内容と目的が違うからで、この内容と目的の違いをぜひとも知ってもらうべく、紹介したいと思います。

仮審査

まずは、仮審査の目的と内容についてです。
仮審査は事前に審査を行いますが、ここでは一つの大きな目的を明らかにします。
その目的は、「返済能力を確かめる」ことです。

当然のことですよね。そもそも返済する能力が無い人にお金を貸すことなんてできませんし、初めに知っておかないと、後々に返済能力が無いと明らかになると、それまでの手続きが全部無駄になってしまいます。

そうはならないためにも、最低限の条件として「返済能力があること」を確かめて、本審査に移行しても大丈夫な人を選ぶために、仮審査と言う名目でふるいにかけるのです。

 

返済能力を確かめる、とは簡単には言えますが、具体的にはどこを見て判断するのでしょう。
主に見られるのは、「返済負担率」と「現在の借入状況」です。
返済負担率は、借主の収入に対する返済額の割合で、借入状況は今現在借主が借りているローンのことです。

調べる際には返済負担率は、借主の収入証明、勤務先の会社が提出できる収入証明から確認し、ローンに関してはこの時点では自己申告です。

注意点としては、借入の申告は必ず正確に行うことです。

申告をしなかったり、少ない額を申告する方もまれにいらっしゃるようですが、この時点では誤魔化せても本審査では誤魔化せなくなり、今回の住宅ローンの話しが立ち消えになるばかりではなく、別の住宅ローンも金輪際組めなくなるということもあります。
今回さえ乗り切れればいい、などと考えて虚偽の申告をすれば、マイホームの夢が叶えられなくなりますので、注意しましょう。

 

なお、虚偽の申告はこの時点でもばれてしまうことは十分に考えられます。
金融機関が審査を直接行う場合には、仮審査を行う前に個人信用情報を取得することが出来、借主の金融履歴、事故からこれまでの全ての借入の履歴までを全て把握することが出来ます。

バレなければ大丈夫、なんてことは住宅ローンでは通じませんので、そんな間抜けなことをしないようにしましょう。

本審査

次は本審査です。
本審査に通過すれば、実際に融資を受けることになりますが、ここでは仮審査では確認し切れなかったこと、細かな部分の確認や、仮審査の提出書類や申告内容に間違った部分がないかを徹底的に調べます。

仮審査の提出書類や申告内容に間違いはないか、個人信用情報に金融事故が記載されてはいないか、土地と建物に担保価値があるのか、そして、健康状態に問題はないのか、主に確認されるのはこれらです。

 

最後の健康状態に関しては、団信への加入が義務付けられている住宅ローンだと必ず確認されるものです。
ほとんどの住宅ローンでは加入が義務付けられているので、ほぼ確実に健康状態が調べられると思った方がいいでしょう。

喫煙者かどうかも調べられ、喫煙者であるために落とされることもあるようです。もしも、健康状態に心配があるのなら、団信に加入しない住宅ローンを探すといいでしょう。

本審査にはどれくらいの確率で落ちてしまうの?

仮審査から本審査に移行し、この本審査で落ちてしまうと、悔しくて悲しくて堪らないと思います。
しかし、本審査に落ちてしまう確率というのはかなり低く、全体の1%から3%程度だと言われています。

これくらいだったら、審査に落ちるのは運が無かったと済ませてしまうこともできますが、
むしろこれだけしか落ちないのに、自分が落ちてしまうなんて何か特別な原因があるのではないか、とも考えられますね。
もちろん、審査をする側が適当なことで落とすことを決定するはずもなく、ちゃんとした原因がありますので、これを知っておかなければなりません。

本審査に落ちる原因は?

本審査に落ちる原因としては、一つは個人信用情報に問題があったこと、健康に問題があり、審査に通らなかったことが挙げられます。
これらは本審査で改めて確認することで分かることですね。他には仮審査から本審査に至るまでで発生する変化で落とされることがあります。
借入希望金額、物件の面積や所在地などの条件、新たな借り入れをしてしまったこと、転職や退職をすることなどです。

仮審査の時点から何かの変更をしてしまうのは、本審査では落とされてしまう大きな原因となってしまいますので、確実に何も変らない状態で仮審査から本審査に移行するようにすべきだと言えるでしょう。

それ以外に特に問題がなければ本審査は無事に通過できます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
やはり、本審査で落ちてしまうということはかなり低い確率で、確かな理由が存在することが分かりましたね。
虚偽の申告などで自ら審査に落ちてしまうような真似や、仮審査から様々な点を変更させてしまうことなどには注意が必要です。

 

基本的には仮審査から本審査まではちゃんと正確なことをしっかりと全て伝えておけば、審査にはちゃんと通ります

あとは今回紹介した内容や仕組みをしっかりと覚えて置き、自らのマイナスになるようなことをしないように注意しましょう。

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