家の顔ともいわれる玄関のプランニング

玄関は、その家の顔ともいわれる部分ですから気持ちの良い空間にしたいですね。
その家に住む家族は生活する部分かもしれませんが来客は「この家の内装はどんな感じなのかしら」と思いながら見ていることもあると思います。
そこで整理整頓しやすく暮らしやすい玄関のプランニングを考えてみましょう。

玄関に必要な物をピックアップしてみる

まず整理整頓のしやすい玄関にするために玄関に置いておくと暮らしやすい物をピックアップしてみましょう。
靴・傘・スリッパ・宅配用印鑑・筆記用具・ご家庭によってはベビーカーやお子さんの外遊び道具なども玄関付近や土間において置きたいですね。
そして、まずこの中で数の多い靴の量を把握しましょう、そして数に見合った収納スペースが確保できる玄関の広さも考えてみましょう。

収納方法と間取り

大容量の収納ができるのは壁面造り付け収納で天井までのスペースを使えるのでムダなく収納スペースができます。
造り付け玄関収納はユニット式なのでカウンターや部分的に壁にしたり窓を配置する事もできます。
さらに傘収納になるユニットやスリッパを玄関収納扉の裏に収納できる部材もあります。
そしてコート収納ユニットも確保できると帰宅後の片づけや外出時の支度もスムーズで、リビングに置きっぱなしということがなくなるでしょう。
また玄関に姿身(鏡)があると全身の身だしなみチェックや洋服のコーディネートが気になる家族には嬉しいですね。
収納扉に鏡が取り付けられるユニットもあります。
その他にも造作で造る玄関収納もあるでしょうセンスの良いデザインで玄関を素敵にしましょう。

間取りに余裕があればシューズクロークも便利

また間取りに余裕があれば玄関に隣接させてシューズクロークの空間にするのも靴の数が多くベビーカーやお子さんの外遊び道具やゴルフクラブなどの屋外へよく持ち出す物を置くのにも便利です。
ご家族の暮らし方と持ち物の内容から、シューズクロークが必要かを判断しましょう。
シューズクロークにする場合は扉は無しで棚を取付けるだけでも大丈夫です。

明るい玄関

明るい玄関は気持ちのよいものです、ではどのようにプランニングすればよいのでしょう。
玄関内に窓を付けられれば自然光で明るくなり靴の臭いがこもりがちな玄関の換気もできるので是非小さな窓でも設置しましょう。
しかしながら道路からのアプローチや玄関と隣接する間取りとの関係で窓が取れない場合もあります。
そんな時は玄関ドアや袖壁部分を彩光デザインにすると太陽光も入って来ます。
また壁の部分にも明り取りの小さなFIX窓(開閉しない窓)でも効果はあります。

玄関の内装

玄関の内装は日当たりや広さを考慮して選ぶとその環境を補うことができます。
狭い玄関には少し配慮をすると広く明るく感じることができます。

内装にはホワイトを基調とした壁が照明も反射して明るくなります。
また収納を床から上げて壁に固定するフロート施工にすると床が収納分狭くなりません。
そして照明はシーリングタイプで人感センサー付きのタイプが便利です。
人感センサー付きですと、スイッチのON OFFがいらず玄関ホールに行くと自動で照明が付き一定の時間が経過すると消えて帰宅して玄関ホールにはいると自動で照明が付き消し忘れや帰宅して暗い玄関を移動してスイッチをONにしなくてもよいのです。
また通常のタイプにする場合は3路スイッチにして玄関ホールと玄関ドアのすぐ脇に付けておくと暗い玄関内を移動しなくてもよいことになります。
取付位置は天井までの収納の場合は収納の前面から壁の中央に設置します。

さらに高級感や壁の多い玄関にはアクセント壁を一面部分に貼ったりと壁をデザインするとおしゃれな演出効果がありますよ。

コストダウンになる間取・仕様のやりくり方法


家造りに重要なことに予算立てがあります。
予算は家造りに使える所持金とローンで借りて返済めどの可能な金額になりますね。
そして、その予算内での家造りの計画を立てていくわけですが、なかなかそうはいかないのが実情です。
そんな時は間取りや、ご家族でDIYでできることえを考えてみてはどうでしょうか。
では、その間取りや仕様のやりくりの方法には、どんなことが考えられるかの一例を、ご紹介します。

子供部屋の間取りを検討する

子供部屋にはベッドと机・椅子・クローゼット・本棚・収納が配置され生活動線が確保されていれば広さを求める必要はないと思います。
その分のスペースをトイレや洗面化粧台や納戸のスペースとすることもできると生活がしやすくなるでしょう。
また兄弟のための子供部屋の場合は、お子さんが小さいうちは壁で仕切らず将来、壁を造作するか仕切り棚を置く方法があると思います。

和室造りを検討する

間取りに和室を造るかは悩むところですが宿泊していく来客が多いご家庭では和室をゲストルームにすると便利ですね。
和室の造り方にも真壁で長押を付けたり床の間を設けたり京壁仕上げの本格的な和室は予算もかかります。
そこでコストダウンするために大壁仕上げのクロス貼という方法もあります。
和室には6畳で3組の布団が敷けますし座卓を出せばテーブルと椅子よりも大勢で食事もできます。
またこたつが好きな人や畳に寝転がりたい人には畳敷のスペースはやはり魅力があります。
しかしゲストルームにする必要がないのなら畳コーナーや小上がり和室でもよいのではないでしょうか、その分LDKや玄関を広くるスペースにつかうこともできます。
そしてコストもさらにダウンさせることができます。

外観のデザイン

外壁に凹凸があるのもアクセントになったり立体感がでてかっこいい印象になりますが、コストダウンを考えているなら凹凸のないシンプルな総二階建てを検討してみましょう。
また屋根もシンプルになるのでコストダウンにもなりますし雨漏りのリスクも軽減されます。

クローゼットや収納の内部はご自分でレイアウトするかDIYする

クローゼットや収納の内部をシステムユニットで造り付けると見た目がキレイに見えますが扉が付いてあるのであればスペースを無駄なく分かりやすく収納、取り出しができれば自分スタイルでよいと思います。
たとえばカラーボックスを積み上げたりパイプを取付けたり、そしてパイプには吊り下げるフックや収納グッズが沢山あります。
またパイプの取付位置も関係してくるのですがクローゼット内や収納内をビス止めができるようにあらかじめ木下地を入れておいてもらえば
棚やフックを取付けることも可能になります。
棚板も購入するホームセンターでカットしてもらえます。

庭造りをDIY

庭に砂利をいれたり芝を敷く、またはインターロッキングやタイル・レンガを敷くことも、ご家族皆で協力して作り上げるのも思い出作りや愛着のわく家造りになると思います。
ホームセンターで軽トラックの貸し出しをしているので、そちらを利用すれば資材の運搬もできます。

設備品に必要以上の機能を付けない

衛生設備品のユニットバス・キッチン・トイレには便利になったり癒し効果があったりとそれぞれに豊富な機能を付けられるようになっています。
しかし機能を沢山付けた分だけ価格は高価になります。
必要以上の機能を付けていないか再度検討してみましょう。

現在インテリアを豊かにしたり収納用部材などの商品が一般の皆様でも見たり購入することが簡単にできるようになりました。
カーテンレールも木下地位置の確認をしておけば、ご自分で取付けることも可能ではないかと思います。
無理をしてけがをしてしまってはいけませんが、お気に入りの素敵なカーテンレールやカーテンをご自分で取付け楽しむのもよいと思います。

水まわり(浴室・脱衣室・洗面所・トイレ)の間取り

水まわりの間取りでは暮らしやすい事と給水・給湯・排水の配管の計画も一緒にプランニングします。
できるだけ1ケ所にまとめたほうが経済的になりますが暮らしやすい配置にするとこも大切です。
では水まわり(浴室・脱衣室・洗面所・トイレ)では、どんなことに配慮した間取りが暮らしやすいかを、ご紹介します。

浴室と脱衣室の間取り

浴室は2人以上で入浴をすることがある場合は1坪以上の大きさが使いやすいでしょう。
また広々とした浴室を夢にみているという方もいらっしゃいますが、その様な場合は浴室暖房器を設置することも考えておきましょう。
広い分だけ浴室は温まらず、とくに高齢になると、冬場の寒さを苦痛と感じる方が多いからです。
そして脱衣室は浴室と隣接させますが、洗面所や洗濯場を兼用させるかが問題です。
一般的には洗面脱衣室とし洗濯機も設置する間取りをよくみかけます。
スペースがコンパクトに納まるので狭い敷地の場合にはプランに取り入れることが多いのですが、それぞれの家庭の暮らしぶりを想像して間取りを考えましょう。
この洗面所と脱衣室兼用の間取りのデメリットは洗面脱衣室で洗面台を使用したり洗濯をしている人がいると浴室から出られないとか双方共落ち着かないということがあると思います。
ですから洗面所→脱衣室→浴室という引戸で間仕切る間取りが先程のデメリットを解消できる間取りだと思います。
引戸は浴室を利用しない時に開けっ放しにしてもドアが邪魔にならず換気もしやすいです。
そして脱衣室にバスタオル・着替え・ボディーシャンプーなどの浴室で使う物のストックを収納を造っておくと便利です。

洗面所と洗濯場

脱衣室が個室となっていれば洗面所と洗濯場は兼用でも問題ないご家庭もあると思います。
ただし日中が留守や洗濯物をベランダや屋外に干せない時や干したくない場合は洗濯場に洗濯を干せるスペースのある間取りも便利だと思います。
洗濯機と物干し用のポールを設置しておき換気扇または乾燥機と天井近くの上部に人が侵入できない横長の窓を併用して設置するのも良いと思います。
洗濯物が少量の場合は浴室に乾燥機を設置して利用する方法も良いでしょう。
また洗面化粧台とトイレは2台を設置することを、おすすめします。
2階建ての家の場合はトイレと洗面化粧台を2Fにも設置すると身支度や手洗い・掃除などに困ることがありませんし、家族が一緒に使いたい時にも1Fと2Fに分かれて使うことができます。
そして洗面化粧台そばや洗濯場にも洗剤や衛生用品・タオルなどやストック品を収納できるスペースを造っておきましょう。

トイレの位置

トイレを済ませた後に小さな手洗い器で手を洗うのではなく洗面化粧台でしっかり洗いたい場合には洗面所と隣接した間取りになるでしょう。
またトイレと洗面所には来客が使用することがある場所なので、そのことも想定した整理整頓のできる収納を考えた方がよいでしょう。

水まわり衛生設備と収納

水まわりでは洗剤やタオルなど収納しておきたい物は以外とあるので洗面化粧台も収納しやすい引き出しタイプや鏡裏収納ができるタイプやスキマ部分も収納にできるユニットタイプにする方法もあります。
また造作で壁一面や吊戸棚を造る事もできます。

家事動線を効率よくする洗濯場の位置

2階のベランダに洗濯物を干す場合は洗濯場からベランダまでの動線を見てみましょう。
水に濡れた重たい洗濯物を持って長い時間狭いスペースを通るのは大変ですね、そのことも考えた洗濯場の位置を決めましょう。
また「浴槽の残り湯を使って洗濯をしたい」場合は浴室そばに洗濯機を設置することになるので、そのような要望をノートに書きだしておき間取り造りの時によく検討してみましょう。

水まわりの間取りは配管位置・窓やドアの形状と位置も考慮しながら決めていきます。
またキッチンから近いほうが主婦の家事動線効率は良くなります。

安心して暮らせる間取り造り!トイレもしっかりプランニング

プランニングを始める時にトイレの場所から決めていく事は少ないかもしれません。
ただし毎日数回も使う生活に密着したトイレですから間取りや仕様のプランニングをしっかりすることをおすすめします。
もしもの事を想定したプランニングを視野にいれておくのも安心した暮らしには必要だと思います。
そこで、トイレはどんなプランにしておけば安心して生活できるかをまとめてみました。

2人以上の家族で住む家のトイレの数

まずはトイレのケ所について考えてみましょう。
朝のトイレ使用状況で家族がトイレ待ちをすることはよくありますね。
登校する時間が一緒のお子さんのトイレを使用する時間帯、そして出勤する大人とも同時間だった場合のトイレの混雑具合は家族が多いほど大変ではないですか?
そしてトイレが紙詰まりやウォシュレットの故障など一時的な使用不可状態になったら本当に不便なものです。
また便器を交換しなければならない故障になることもあります。
そんな時のためにも1階と2階に2ケ所にトイレがあればどちらかが使用不可になっても大丈夫です。
そしてトイレが2ケ所あれば朝のトイレ混雑状況の緩和と故障時の場合でも安心です。
また、できることなら高齢者や脚の不自由な家族や、おねしょが心配なお子様の寝室のそばにトイレが設置できると、より安心だと思います。

1階のトイレの設計

このようなトイレのプランをどのように思いますか?

一般的なトイレで普通に生活できている場合には問題はないと思いますが、もしも車椅子や介護が必要になったときには車椅子から便座に移動したり介護をするスペースがなく大変な思いをすることになります。
では、どのようなプランにすればよいのかというと便器の横から引戸で入るプランにするのです。

トイレをドアにする場合は一般的にトイレの外側にドアが開くようにします。
なぜドアが外開きかというとトイレ内で倒れた場合トイレ内は狭いのでドアが倒れた人につっかえてしまって開かなくなってしまうことがあるからです。
その外開きのドアは車椅子で開けるのも自分側にドアがくるわけですから大変ですし車椅子でトイレ内に入って閉めることも出来ません。
また開けっ放しでもドアがトイレ内にありトイレを狭くしてしまいます。
これは介護でトイレに2人入るときも同じでドアは閉めづらいと思います。
しかし引戸にしておけばそのようなことはありません。
そして便器の横からは車椅子から便座に移るのも正面からより移動しやすくなります。
また、家全体の配置場所としては人が通る廊下からトイレではなくワンクッションあるとトイレのドアを開けっぱなしにしなければ介護ができない時には良いでしょう、この間取りですと寒さ対策もしやすいです。
そしてトイレの出入り口から玄関やリビング等の部屋内が見えない場所にする配慮もしたいですね。

手洗い器は便器とは別に設置

さらにスペースが確保できるならタンクと一体の手洗い器は背の低い人や足腰の悪い人には使いづらい位置になります。
ですから別に設置すると背の小さなお子様には踏み台も置けますしや足腰の不自由な方にも無理をしなくてすみます。

お掃除がしやすい内装にする

男性が使用すると尿が壁や床に1回の使用で170滴もの尿で汚してしまうそうです。(TOTO試験結果より)
ですから床には耐水性の高いビニール素材のクッションフロアーかトイレ用の仕様にしておくと尿が浸み込まずお掃除もラクです。
フローリングに耐水性の高い商品もありますが、経年により継ぎ目から尿が入り込みニオイが付いてしまいます。
また汚れがひどくなった時の貼替もクッションフロアーは簡単にできます。
他にもセラミック素材のトイレ専用床材としている建材もあり防汚・防臭・抗菌・抗ウイルス機能も付いています。
しかしフローリングの張り替えや重ね貼りは容易ではなく(狭い事もあるので)フローリングの上にクッションフロアーを重ね貼りにしませんかと施工業者に提案される事が多いと思います。
そして壁ですが腰からしたの部分(腰壁)に耐水性のあるパネル貼りにしておくとツルツルした表面なので拭き掃除がラクにできます。

手摺と小物置き場もあると便利

手摺は若いうちは必要ないと思われると思いますが高齢になってくると便座へ座ったり立ち上がる時に手摺が欲しいという要望が多くあります。
ですから現状では付けなくても将来手摺が付けられるように木下地を壁に入れておいてもらいましょう。
またポケットに入れていた携帯電話等を一時置きできるカウンターを設置しておくと何かと便利です。
カウンターは紙巻き器や収納ユニット・手洗い器・手摺と一体になったものや大工さんに造作してもらうこともできます。

収納

最低でもトイレットペーパーをいくつか収納できるスペースを造りましょう。
収納スペース造る方法には吊戸棚・壁内に埋め込み式のユニット収納・造作の壁内収納は狭いトイレでもさほど場所を取らず設置できます。
また便器正面奥は人が入るスペースではないのでその部分に収納ユニットや棚を造る方法もあります。
さらにトイレ掃除用品や汚物入れや衛生用品が扉のある収納にできるとトイレ内もスッキリとします。

照明の位置

天井の照明器具は、そのスペースの中央に付けますが男性が便器の前に立つと便器が暗くなってしまう場合は便器と人の中心に照明を付けると便器部分も明るくなります。

窓と換気扇

窓は便器そばまで下げてしまうと姿が屋外から見えてしまうので上部に付けます。
そして、換気扇もよく天井近くの上部に付いてるお宅を見かけますが、換気扇の効果を発揮させるには、できるだけ便器近くに付けたほうが臭いを外気へ排出してくれます。(換気扇が目に入る位置があまり美しくないと思われることから高所に設置する場合もあります)

よい間取りはどうしたら作れるの?

最終的な間取りを決定するまでのプロセスを考えたことがありますか?
間取りの設計依頼業者と簡単な打ち合わせだけで設計したものを「こんな感じでいいんじゃない」という気持ちで決定してしまってはダメですよ!
よい家造りは間取りを施主も本気で考える事から始まります。
間取りは、それぞれの家庭の家族構成や生活様式などに合っていなければ暮らしやすいとは言えません。
ですから施主や家族がこれから建てる家でどんな風に暮らしたいのかを考えて設計士に伝えていかなければ思い通りの間取りには、なりません。
では施主は、どんなことを設計士に伝えていけばよいのかをまとめてみました。

設計士に間取り作りのポイントになる事を伝える

そのご家族にとってよい間取りにするには、家族構成・家族の仕事内容・趣味・来客の頻度・ペットを飼っているか・車の所有台数・自転車やバイクの所有台数・屋外用品の内容等々他にもよい間取りを作るための情報は沢山あります。
施主はプライバシーをさらけ出すようで恥ずかしいと思われるかもしれませんが、生活の様子を分かってもらえるほど、そのご家族に合った間取りができるのです。
たとえば共働きで日中は留守になるという情報から設計士は「洗濯物の干し場をどのように設計しようか」「できるだけ家事動線が効率よくなる設計にしよう」などと設計のコンセプトがはっきりしてくるのです。
さらに「ご主人は専用の書斎兼趣味部屋が欲しい、大量の書籍類を見やすく収納したい」室内のレイアウトは「デスクを配置して、その周りには取り出しやすく片付けやすい棚に見せる収納とし壁全体の大容量収納にしたい」とより具体的なことを言ってもらえると窓の位置や照明計画・エアコンの位置などの設計もスムーズに進んでいきます。
このように設計が素人の施主でもご自分の暮らし方をまとめてインテリア雑誌を見たり、間取りやインテリア・収納方法などの情報を収集して希望を伝えていけば設計士もそれに応えてくれます。
設計士は、ほかにも敷地の環境・日当たり・気象状況・建物配置・彩光計画・通風計画など様々な方面から最適な設計を目指しているはずです。

設計士とのコミュニケーションをよく取る

施主の希望を設計士に伝える事は必要ですが構造上でに制約もあります。
構造上での窓が付けられない位置や柱や筋かいが必要で壁としたい部分などの構造に関することは設計士の言う通りにしましょう、これはその家の耐久性と耐震性を保つ大事な設計です。
これらは設計士からの説明で納得できる内容ですのでし希望に近いプランのアドバイスもしてくれるはずです。
またご自分に意見を伝えた時に設計士からその設計のデメリットを指摘されることもあると思いますが双方の歩み寄りでどちらにも納得のいく設計ができることもあります。
ですから設計士とのコミュニケーションをよく取り時間に余裕を持って論議することが必要です。

建築予算との闘い

インテリア雑誌やモデルハウスを見てまわると高価な仕様の外装・内装・設備機器に目が慣れてしまい欲しくなってしまうことがあります。
現在の建築資材や設備機器は高価なグレードはより機能性をプラスしてさらにデザインを高級化させているので、より高価な物が増えていまる傾向にあります。
建築資材や設備機器だけでなくどんな物でも開発していくと機能に優れ見栄えも素敵な物が新発売されているのと同じことです。
ですからあれもこれもハイグレードの資材や設備機器を求めすぎてしまったり、必要以上のこだわりを沢山盛り込んでしまうと建築費が予算内で収まらなくなることも考えられます。
では、どこをどの様に変更するかなどの見極めは難しいのですが、設計士や施工業者に相談をしましょう。
またご家族で設備機器やインテリアや外装材のショールームに出向き商品説明を聴いたり実物をみるて、ここまでの機能が必要か?ワンランク下のグレードでも充分満足できるのでは?と検討することができます。
ご自分で仕様を目で見て確認すれば納得もでき予算内でのやりくりもできてきます。
そして家造りは金額が大きくなるので金銭感覚が分からなくなりがちですが、専門家は、やりくりする方法を提案してくれます。

よい間取りとは、そのご家族の暮らしに合っている事ですが、家族の暮らし方も数年で変化する場合もあります。
また完璧な間取り造りもなかなかできるものではありません、家を建てた時にはコミュニケーションを優先させた間取りがよいと思っていても、お子様が成長したり家族の生活スタイルが変化すると暮らしにくいと思う部分がでてくるかもしれません。
間取りには制約も付いていますし何かを優先させるとその一方では不便だと思ったりイメージとちがってしまったというこが生じてしることも多々ありますが、その折り合いをつけるためにも施主がある程度の知識を身に付けていれば納得もしやすく「現在はこの間取りだけど将来はリフォームしていくことになる部分かな」という見当もつけられます。
そして、その家に慣れてくると不便だと思っていた事も暮らし方を臨機応変に合わせて、特別重大な不便さを感じる事でなければ、それなりに暮らせることもあるのです。

家族のコミュニケーションの取りやすい間取り(LDK編)

家族が一番コミュニケーションを取りたい主婦の長時間居る場所がキッチンです。
1日に平均で5時間近くをキッチンで作業をして過ごしているというデーターもあります。
話をしておきたい事があっても個室のキッチンや仕切りの多いキッチン・部屋側に背を向けての作業が多いキッチンでは、そばまで出向いて行って話をしなければならないですね。
時間に余裕のある時でしたら問題はないですが、お互いに忙しい時には億くうになったり、話忘れたりとコミュニケーション不足になりがちです。
忙しく過ごす方の多い家庭ほど、家族が集まるLDKをコミュニケーションの取りやすい間取りにすることをおすすめします。

キッチンとダイニングを近くにするメリット

食事をするダイニングでは家族が集まりやすく向かい合って話をすることがしやすい場所です。
また料理の配膳や片付けもキッチンとダイニングが近いとラクですね。
さらにダイニングに座っていながらキッチンに居る人と話ができる距離やキッチンで作業する人がダイニング側に向いていると話がしやすいでしょう。
そして料理の配膳や片付けをするのにキッチンからカウンターそしてダイニングテーブルの流れにしておくとダイニングに居る人に配膳や片付けを手伝ってもらうことができます。

コミュニケーションを取りやすいキッチンプラン

キッチンは対面プランもしくはアイランドプランのキッチンで作業をしている時にダイニングやリビングに向かって作業ができるプランがコミュニケーションを取りやすいキッチンプランになるでしょう。
ただしデメリットもあります。
対面プランは壁付プラン(壁にキッチンを付けるので作業する時の向きは壁に向かう)よりもキッチンスペースが必要なこととカウンターやレンジフードのための壁や天井からの下がり壁(吊戸棚を設置したい場合やキッチン内の空気の汚れをお部屋に入れたくない場合等には設置もある)で仕切りができるのでLDKの面積に余裕がない場合は狭く感じてしまうことです。
またキッチンへの出入り口が1ケ所になる場合も多く2人での作業には不便を感じます。
アイランドプランでは作業をする音やニオイや汚れが部屋中に廻りやすくワークトップやシンク内が丸見えなのでマメにお掃除をする事になるでしょう。
しかしデメリットよりも家族とのコミュニケーションや作業動線を優先させる間取りの方が暮らしやすいのではないかと思います。

ダイニングのプラン

ダイニングのテーブルは、そのスペースに見合ったサイズにはなりますが大き目の余裕のあるサイズがおすすめです。
お子様の小さいうちはダイニングで勉強をさせるとキッチンで作業をしながらでも様子を見てあげられますし、キッチンで煮物をしながらパソコンを触るなど物が置ける余裕があるサイズのダイニングテーブルは便利です。
またリビングのソファーでくつろぐよりもダイニングチェアーとテーブルの方が落ち着く事もあるのでデザインだけで選ばず座りごごちのよいチェアーを選びたいですね。

リビングのプラン

まずリビングでは何をするのかを考えてみましょう。
来客と過ごす・読書をする・パソコンをする・テレビやDVDを観る・ソファーにくつろぎ音楽を聴く・子供が遊んだりくつろぐ等やそれぞれ他にもすることがあると思います。
また家族とコミュニケーションを取りやすくするために、お化粧品をリビングに持ち込み行うなど特に主婦の方は知らず知らずのうちにそのような生活をしていると思います。
この様に家族が集まりやすい場所で多目的ルームでもあるのですが来客時には整理整頓とインテリアを素敵にして、お掃除の行き届いたお部屋にしておきたいのですが、そうもいかないのが現実だと思います。
ですからリビングは多目的に使えるスペースと収納に配慮した間取りにするようにしてはどうでしょうか。
たとえばリビングでパソコンや作業ができる長机を壁に付けて配置しておく。
このような方法ですとスペースは少しで済みます。
そして収納場所を確保しておけば整理整頓するのもラクになります。
またキッチンからダイニング・リビングへと多少でも見渡せる間取りにするとLDKのどこにいてもコミュニケーションの取りやすい暮らしができるのではないでしょうか。
そして、この間取りのデメリットである音が筒抜けになってしまう事が気になる事がある場合は可動式の間仕切りで緩和するのも開放感を損なわず簡易個室にすることができます。
また仕切る事で空調設計の仕方にも違う方法案も出て来るでしょう。

LDKの間取りでは土地の形・道路と敷地の関係・日当たり・広さ・生活動線・作業動線等さまざまなことを考慮しながら決めるのでなかなか全てが思い通りに行かない事もありますが、その家でどのように過ごすのかをシュミレーションしながらパズル感覚で間取りをしてみましょう。
今回は主婦兼インテリアコーディネーターまたは建築業として数々のお宅を拝見したり新築やリフォームのプランニングを経験して現在思う事をまとめてみました。
参考になればうれしいです。