家族のコミュニケーションの取りやすい間取り(LDK編)

家族が一番コミュニケーションを取りたい主婦の長時間居る場所がキッチンです。
1日に平均で5時間近くをキッチンで作業をして過ごしているというデーターもあります。
話をしておきたい事があっても個室のキッチンや仕切りの多いキッチン・部屋側に背を向けての作業が多いキッチンでは、そばまで出向いて行って話をしなければならないですね。
時間に余裕のある時でしたら問題はないですが、お互いに忙しい時には億くうになったり、話忘れたりとコミュニケーション不足になりがちです。
忙しく過ごす方の多い家庭ほど、家族が集まるLDKをコミュニケーションの取りやすい間取りにすることをおすすめします。

キッチンとダイニングを近くにするメリット

食事をするダイニングでは家族が集まりやすく向かい合って話をすることがしやすい場所です。
また料理の配膳や片付けもキッチンとダイニングが近いとラクですね。
さらにダイニングに座っていながらキッチンに居る人と話ができる距離やキッチンで作業する人がダイニング側に向いていると話がしやすいでしょう。
そして料理の配膳や片付けをするのにキッチンからカウンターそしてダイニングテーブルの流れにしておくとダイニングに居る人に配膳や片付けを手伝ってもらうことができます。

コミュニケーションを取りやすいキッチンプラン

キッチンは対面プランもしくはアイランドプランのキッチンで作業をしている時にダイニングやリビングに向かって作業ができるプランがコミュニケーションを取りやすいキッチンプランになるでしょう。
ただしデメリットもあります。
対面プランは壁付プラン(壁にキッチンを付けるので作業する時の向きは壁に向かう)よりもキッチンスペースが必要なこととカウンターやレンジフードのための壁や天井からの下がり壁(吊戸棚を設置したい場合やキッチン内の空気の汚れをお部屋に入れたくない場合等には設置もある)で仕切りができるのでLDKの面積に余裕がない場合は狭く感じてしまうことです。
またキッチンへの出入り口が1ケ所になる場合も多く2人での作業には不便を感じます。
アイランドプランでは作業をする音やニオイや汚れが部屋中に廻りやすくワークトップやシンク内が丸見えなのでマメにお掃除をする事になるでしょう。
しかしデメリットよりも家族とのコミュニケーションや作業動線を優先させる間取りの方が暮らしやすいのではないかと思います。

ダイニングのプラン

ダイニングのテーブルは、そのスペースに見合ったサイズにはなりますが大き目の余裕のあるサイズがおすすめです。
お子様の小さいうちはダイニングで勉強をさせるとキッチンで作業をしながらでも様子を見てあげられますし、キッチンで煮物をしながらパソコンを触るなど物が置ける余裕があるサイズのダイニングテーブルは便利です。
またリビングのソファーでくつろぐよりもダイニングチェアーとテーブルの方が落ち着く事もあるのでデザインだけで選ばず座りごごちのよいチェアーを選びたいですね。

リビングのプラン

まずリビングでは何をするのかを考えてみましょう。
来客と過ごす・読書をする・パソコンをする・テレビやDVDを観る・ソファーにくつろぎ音楽を聴く・子供が遊んだりくつろぐ等やそれぞれ他にもすることがあると思います。
また家族とコミュニケーションを取りやすくするために、お化粧品をリビングに持ち込み行うなど特に主婦の方は知らず知らずのうちにそのような生活をしていると思います。
この様に家族が集まりやすい場所で多目的ルームでもあるのですが来客時には整理整頓とインテリアを素敵にして、お掃除の行き届いたお部屋にしておきたいのですが、そうもいかないのが現実だと思います。
ですからリビングは多目的に使えるスペースと収納に配慮した間取りにするようにしてはどうでしょうか。
たとえばリビングでパソコンや作業ができる長机を壁に付けて配置しておく。
このような方法ですとスペースは少しで済みます。
そして収納場所を確保しておけば整理整頓するのもラクになります。
またキッチンからダイニング・リビングへと多少でも見渡せる間取りにするとLDKのどこにいてもコミュニケーションの取りやすい暮らしができるのではないでしょうか。
そして、この間取りのデメリットである音が筒抜けになってしまう事が気になる事がある場合は可動式の間仕切りで緩和するのも開放感を損なわず簡易個室にすることができます。
また仕切る事で空調設計の仕方にも違う方法案も出て来るでしょう。

LDKの間取りでは土地の形・道路と敷地の関係・日当たり・広さ・生活動線・作業動線等さまざまなことを考慮しながら決めるのでなかなか全てが思い通りに行かない事もありますが、その家でどのように過ごすのかをシュミレーションしながらパズル感覚で間取りをしてみましょう。
今回は主婦兼インテリアコーディネーターまたは建築業として数々のお宅を拝見したり新築やリフォームのプランニングを経験して現在思う事をまとめてみました。
参考になればうれしいです。

家族の安心とコミュニケーションが取りやすい間取り案(階段・建具編)

家族で住む家造りには、それぞれの夢や希望があるとは思いますが、家で家族のスケジュールを管理しながら暮らしをサポートする主婦が家族の暮らしを把握しながら過ごせる家造りはこだわりを持っても良い部分ではないでしょうか?
家造りには、それぞれの家族の生活スタイルに合わせて暮らしやすく安心して生活できるためのこだわりは是非取り入れていきましょう。
では今回は家族同士のコミュニケーションが取りやすい間取りについて考えてみました。

家族の行動が把握できる階段の位置

個室が2階にある場合、家族が外出したり帰宅した時の様子が分かるとサポートもしやすいと思います。
そのためには廊下の階段から玄関に行ける間取りではなくLDK内に階段を設置しましょう。
キッチンやダイニング・リビングに居る事の多い主婦には、その場所を通って玄関に行ける間取りにしておけば「知らないうちに外出をしていた」「何時に帰宅したのだろう?」外出時の身なりや持ち物の把握や「疲れて帰宅したなぁ」等家族の様子を把握することができ「何時頃帰ってくるの?」等のコミュニケーションも取りやすくなります。

LDK内階段と周辺の間取り造り

家族の様子の把握やコミュニケーションにはLDK内階段はメリットになりますが暖房や冷房の効率にはデメリットになる場合があります。
ただし対策をしておけばそれらは解消できます。
冷暖房の効率を良くする一番の方法は階段室入口に建具を付けることです。
建具の種類は引戸が開けっ放しにできる季節には便利です。
階段室入口にアプローチがある場合は建具も付けやすいですが、お部屋からすぐに階段になる間取りでは上吊り式の引戸を付ける方法があります。
階段を上がる時には取っ手は通常の位置ですが階段から降りてきた時には取っ手は高い位置に必要です。
これらの使い勝手に対応できるのがアルミフレームの上吊り式引戸です。
アルミフレームには手を掛けて引きやすい溝が上から下まであるので、どんな背の高さの人でも開閉ができます。
また全面彩光タイプの面材にすると階段室の窓からの光を取り入れられ扉を閉めていても開放感があります。

階段室入口に扉が付けられない時の場合

階段室入口の脇に扉サイズ以上の壁か空間がなければ引戸を取付けることは出来ません。
また建売で階段室入口脇が収納になっている場合等も壁をふかして(前面に造作する)造作するなどの細工をすれば取付も可能ですが手間がかかります。
手軽に仕切る方法としてはロールスクリーンや横引きのスクリーンカーテンです。
こちらも但し階段室入口上部壁に取り付けるスペースがありビス止めができる状態になっていなければなりませんが建具を取付けるよりは手手間も費用もかかりません。
注文建築の場合はあらかじめ下地木材を施工してもらっておけば問題はないでしょう。

階段の種類

階段室を設けたタイプの階段は壁にしっかりと固定されるので安定感があり安心できます。
そして扉やスクリーン等の仕切りも取付やすいです。
インテリア性を考えてスケルトン階段にしたい場合はLDK内で扉を付けて冷暖房の効率を良くすることはできないのと小さいお子様の転落には注意しましょう。

個室の建具

個室(特に子供部屋)の建具には明かり取りを付けると部屋内の照明の様子がわかります。
個室にこもりがちなお子様の様子を見たくても年頃のお子様のドアを頻繁に開けてしまうことはなかなかできませんね。
小さな明かり窓をドア上部に付けておくと「まだ起きているな」とか「寝ているはずなのに照明が付きっぱなしでは」ということの確認ができます。
またドア上部横長の明かり窓や欄間付きタイプのドアにすると廊下に彩光がある場合は個室にその光を取り入れられます。
さらに欄間付きタイプの開閉できる建具はドアは閉めたままでも採風ができます。

いかがでしたか今回は階段の間取りと建具のセレクトで家族をサポートしながら暮らコミュニケーションが取りやすい家造りの提案をしてみました。
そしてプランニングの時にはメリット部分だけを考えるのではなくデメリット部分も考慮しておくと暮らしがさらに快適になります。
どんな時でも家族がそれぞれを思いやり楽しく暮らせる家造りには、この様な間取りや建具のセレクトを考えるのも良いと思いませんか。
 

 

注文住宅の依頼先はどこにするか

土地探しと融資のメドがつき、建てたい家のイメージや大きさがまとまってきたら設計と施工業者を決めることになります。
ではどのように設計と施工業者の依頼先を決めていけばよいのかを、ご紹介します。

依頼先を決めるには

まずは設計と工事を同じ業者に依頼するのか別々のところに依頼するのかを決める事から考えます。
家の設計は建築士・工務店・建設会社・ハウスメーカーでできますが建てたい家のイメージや希望が細かくあったり斬新なデザインや造りにしたい場合は、ご自分のイメージを叶えてくれる建築士を探し設計してもらう方がよいでしょう。
またそれほど複雑な要望がないのであれば工務店や建設会社・ハウスメーカーに一括で設計施工してもらうのもよいでしょう。
どちらにしても親身になってアドバイスをしてくれる信頼のおける業者を選ぶことが大切です。
すでに家を建てた知り合いから紹介してもらうのも安心できる依頼先探しにはよいと思います。

建築士に依頼する場合

雑誌や建築士探しサイトなどで紹介されている外観や内装で気に入った家を見つけてみましょう。
そして、その建築士がこれまでに手掛けた家を実際に何軒か見せてもらいましょう。
見る所としては外観が素晴らしくても住みやすさに問題があったりスタイルにばかりこだわって家本来の機能を犠牲にしている設計になっていないか等をポイントにします。
また機能を重視するか設計を重視するかの方向性や、ご自分のイメージを伝えて論議して建築士の意向等をよく聞いてみましょう。
そして建築士に設計を依頼した場合は監理も、お願いするのが一般的です。
監理とは設計図通りに工事が行われているかどうかのチェックと設計内容についての責任を持ってもらうことです。
施工は建築士に相談し、あなたの家の設計にふさわしい施工業者を紹介してくれる場合もありますし設計を元に工務店や建設業者に相談をして決めていく方法があります。

ハウスメーカーに依頼する場合

住宅展示場を見て回り注文住宅対応のハウスメーカーで、ご自分のイメージや構造工法に合った家を見つけます。
資材の選択が限られている事もあるので内外装材の仕様の選択の種類を確かめる事も重要です。
そして営業の方との打ち合わせで納得できる設計と仕様ができそうであれば設計と工事の一括をハウスメーカーに依頼することになります。

工務店・建設会社に依頼する場合

まず地元の工務店から考えてみましょう。
地元の業者の場合は、これまでの実績や評判も確認しやすいですし地場の資材を上手に活用できコストダウンの交渉にも応じてくれます。
資材の選択はある程度自由がききます。
ご希望の内外装仕様を伝えて検討してもらいましょう。
また建築士のいる工務店では設計と施工の両面からのアドバイスで設計を進めることができます。
独自のスタイルや無垢材にこだわった内装材仕様の建設会社もあります。
そのスタイルや仕様が気に入れば、そちらの業者に依頼するのも思った通りの家になるでしょう。
こちらも設計と施工を一括で工務店や建設会社に依頼することになります。

思い通りの家造りをするには

このように設計・施工業者探しも大きな決断となりますがよく考えて選択しましょう。
設計の段階でほぼ大まかな仕様は決定していきます。
家具や電化製品の設置場所や生活動線や家族の暮らし方など様々な面からその家族が住みやすい設計になっているか、イメージ通りの外観になっているか等を考慮しながら設計をしていきます。
もちろんその土地の周りの環境や日当たり等を調査しながら設計していことも大事なので、それらの事を配慮した設計をしてくれるのか、また相談がしやすくアドバイスをくれる信頼のおける業者を見つけることが思い通りの家造りへの第一歩になると思います。

室内建具の選び方

室内建具を開閉の仕方で大きく分けると「方開きドア」と「引戸」になります。

間取りの都合でどちらかに限定されてしまう事もありますが、どちらにしようか迷ったときの選び方をご紹介したいと思います。

ではそれぞれのメリットとデメリットから見ていきましょう。

方開きドア

メリット

  • 密閉性や防音性が高い
  • 取っ手のデザインが豊富にある
  • 建具の中では価格が安価

デメリット

  • ドアを開ける時や開けたままの時のドアの移動するスペースが必要
  • ドアを中間では容易に止められない

引戸

メリット

  • 扉の移動スペースが不必要
  • 中間までの開閉が容易

デメリット

  • 密閉性と遮音性が低い
  • レールを滑る音がする(吊り下げ式はレールレス)
  • 扉枠が扉の2倍の幅が必要になるので開き戸よりも高価
  • 扉2枚分のスペースが必要(一本引戸の場合)

※引戸には扉1枚分の開口の「片引戸」や扉1枚分の開口で2枚の扉を付ける「引き違い戸」がよく使われますが「2枚片引戸」「3枚引き違い戸」「3枚片引戸」「4枚引き違い戸」等もあり、用途に応じて建具を外し開口を大きくしたいときにはべんりな建具も揃っています。

デメリットを解消する建具

上記のデメリットを解消する建具のデザインもあるのでご紹介します。

○片開きドア

  • 折り戸ドア:扉を2分割して折りたたんで開けるので通常の方開きドアの約1/3のスペースで開閉できます。上吊り式なので床に段差もなく車椅子の方にも楽に操作ができます。

○引戸

  • 連動引戸:枠を取付けるスペースは一緒でも扉の幅を小さくして、その扉を開けた時に重なるようにすることで開口が大きく出来る建具です。(収納の扉にも便利です)

○機能建具も必要な方には便利

機能建具と呼ばれる特殊なタイプも必要な方にはとても快適に暮らせる建具です。

  • ペットドア:片開きドアはストッパーを挟み込むと中間でドアを固定できますがペットの出入りの為に開けっ放しにしておくと冷暖房の効率が悪い事が気になる方には、ドアを閉めていてもペットが自由に出入りできる便利なドアです。
  • 音を配慮してくれるドア・引戸:一般的なリビングドアに比べて音漏れを約30~50%軽減してくれれます。寝室や子供部屋に最適です。

建具のデザインと機能の選び方

建具のデザイン選びには機能も合わせて選ぶ方法がおすすめです。

また無垢材の床材には無垢の建具、それ以外でしたらリビング建具という選択がお部屋の統一感がでると思いますが床材とのコーディネートではなく壁とのコーディネートをする方法もあり床材は木目でも白い壁に白いドアというコーディネートもあると思います。

では、お部屋別におすすめのデザインを、ご紹介します。

リビング:特に玄関から見えるリビング入口のドアはデザイン性の高いドアにすると素敵です。

明り取りも兼ねたタイプやステンドガラスをはめ込んだタイプ・格子タイプの落ち着いたタイプ・曲線をデザインしたタイプ等どこのメーカーも豊富にデザインを揃えています。

トイレ・洗面脱衣室:電気の消し忘れや利用時の確認にもなる中が見えない明かり窓は付けて置くと便利です。また洗面脱衣室には通気のできるタイプは扉を閉めていても換気ができるので便利です。(通気タイプは閉めっぱなしの納戸にも良いでしょう)

子供部屋:親御さんからしてみると廊下からお部屋の様子が見たい気持ちがありますが、お子様も成長すると嫌がる場合もあるので小さな明り取りだけでも付けるのはどうでしょうか、室内の電気が付いているかだけでも確認できます。

その他のお部屋:扉のデザインもカタログを見ているとデザインの素敵な物が欲しくなりますがフラットなデザインが一番安価で凝ったデザインほど高価になるので費用面での注意が必要です。たとえば来客も使う1階はデザイン性の高い物でも2階の家族だけが利用する扉はフラットな物にすると費用も抑えられるでしょう。

また間仕切り戸やアルミ製のフレームで全面彩光タイプの引戸などリビング建具には色々なバリエーションが豊富にあります。

そして建具の種類や扉の開ける方向は間取りと一緒に考える事なので、家具の配置や暮らし方をシュミレーションしながら決めていきましょう。

 

 

内装のおしゃれな壁仕上げのコツ

内装仕上げの壁は、お部屋中の1番大きい面積を閉めていて、壁仕上げの雰囲気でお部屋のイメージは大きく変化する演出度の大きい部分です。

建売住宅のどんな方が住むのかを限定しない内装の壁仕上げはホワイト系のビニールクロス貼がほとんどですが、ホワイト系は家具やカーテンの他の色や柄が入っても邪魔にならない色でホワイトの明るさでお部屋を広く見せる効果のある色だからです。

ですから迷ったらホワイト系にしておけば間違いはないという事でもありますが、

注文住宅や壁のリフォームで少し壁をデザインしてみるのも素敵ですよ。

そこで壁の仕上げ方法をご紹介します。

まず壁仕上げにはどんな方法があるのかを見てみましょう。

○塗り壁

漆喰壁:消石灰にのりや繊維質を混ぜたペーストを左官コテで塗ります。

漆喰は揮発性有機化合物の吸着・分解をしてくれ調湿高価と脱臭効果もあり菌が付きにくい性質を持っています。

本物の漆喰は白色のみで、表面はツルっとした仕上がりです。

費用面では高価になります。

珪藻土:珪藻という植物プランクトンの死に殻が沈殿して化石になった土のことで壁に塗るには硬化剤をつなぎとして混ぜます。

珪藻土は色々な種類が販売されていますが自然素材系の硬化剤を使用していないと珪藻土の穴を塞いでしまい性能が発揮できず燃えた場合は有毒ガスを発する恐れがあります。

調湿性に優れていて表面はザラザラした仕上がりです。

色は何色かありコテで凹凸のある模様をつける事もよくあります。

また漆喰・珪藻土共に施工性とカラーバリエーション・機能性を開発した商品も第三の塗り壁とされています。

○クロス貼

ビニールクロス:扱いやすく安価なのでクロスの主流となっています。

色・柄・凹凸のバリエーションが豊富で貼替も容易に出来ます。

水はね強い・汚れが落としやすい・調湿効果がある・ペットのひっかき傷に強い等の機能性クロスもあるので家全体の内装に対応できます。

壁だけでなく天井の仕上げにも使います。

表面はビニール素材なので拭き掃除が出来ます。

布クロス:天然繊維や化学繊維で織った壁紙。

質感が豊ですがビニールクロスよりは高価になります。

○木質系壁材

羽目板:無垢材やシート貼の建材を貼る(腰壁にもよく使われる)

化粧ベニヤ:突板やプリントシートをベニヤに貼り付けた物

シナベニヤ・OS合板:仕上げ用の建材とはされていませんがラフな雰囲気がお好みな場合やコスト削減にもなる。

○タイル・石・アクセントパネル

壁の一部分に使用してインテリアのアクセントにするとおしゃれな雰囲気になります。

おしゃれな壁をデザインする

○リビング

まずお部屋の雰囲気をどの様にしたいか、そしでベースとなる壁材をイメージした雰囲気に合う物を選んでいきます。

なかなかイメージが出来ない方はインテリア雑誌やインテリアショップで事例を見てご自分の好みを見つけてみましょう。色々と見ているうちに好みが分かってきます。

クロスのサンプルで柄を決めていきますがクロスメーカーのショールームで大きな壁に貼られた状態を見てみるのもイメージがよく分かります。

あまり家具を置かない場合で単色の家具でしたら柄物や腰壁にするのも素敵です。

またカーテンに柄物を掛けたい場合は柄の主張があまりない物の方がカーテンのデザインがアクセントとなります。

そしてクロス貼の壁の一面だけをタイルやアクセントパネル・羽目板等にしたりクロスでも一面だけに柄のある物や色調の強い物などのデザインのクロスにするのもおしゃれ感がUPします。

どこかの部分から決めていくとその他の内装をコーディネートしやすくなることもあります。

たとえば、お気に入りのソファーを見つけたら、そこからお部屋のイメージを考えてみる方法もあります。

○トイレ・洗面脱衣室

狭い空間には大きな家具を置かずカーテンも掛けない事が多いと思うので、リビング等とはあえて雰囲気を変える事も出来ます。

カラフルや色調や柄物で楽しむのもよいでしょう。

ただしカラーの濃い色調は空間が狭く感じさせてしまうので全面では圧迫感があるのでアクセントとして一面使用がよいでしょう。

また狭い空間なのでタイルやパネル仕上げを取り入れても費用面もさほど心配ではないでしょう。

○子供部屋

自然素材の漆喰・珪藻土等をお子様の部屋に塗りたい場合は腰壁と併用すると汚れの心配がなくなります。

クロス貼の場合は、お子様が小さい時は可愛らしい柄にしたくなりますが成長した頃お子様に壁紙を選ばせてリフォームする方法もよいと思います。

このようにお部屋の雰囲気を決めるのは壁材だけではなく面積の大きなところから天井・床・カーテン・家具とのコーディネートでも雰囲気は変わるのでトータルコーディネートで素敵な空間になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

床材の種類とお部屋別の選び方

内装の仕上げ材を決めていくのは楽しみでもあり、何を選んだらよいのか多くの種類を見るほど悩んでしまう方も多いと思います。

内装仕上げの中でも床材選びはインテリアとのコーディネート・用途に応じた選び方・見た目のデザイン・材質等を考慮して選びたい部分です。

そこで床材の種類と選び方をご紹介します。

床材選びのポイント

床材は常に身体が触れる所で特に質感にはこだわりたい所ですが、ご自分の生活スタイルとも照らし合わせて選びましょう。

メンテナンス・耐久性・質感・デザインにポイントをおいて選ぶとよいでしょう。

また共働きやお掃除が苦手な方はお掃除のしやすさも選ぶポイントにしましょう。

ではお部屋別におすすめの床材をご紹介します。

<リビング・廊下・居室におすすめの床材>

○無垢フローリング

身体が触れる事を考えると無垢フローリングは木の温もり・肌触りが柔らかく木目の色合いも魅力的です。

ただし傷が付きやすく床暖房には向いていません。

表面にウレタン・オイルフィニッシュ・ワックス・ロウなどを塗装したり浸み込ませる仕上げ方がありますが、厚い塗装にせず木が湿度に応じて水分をはき出したり吸い込んだりできるようなオイルフィニッシュの方法ですと、床材が室内環境も整えてくれます。

樹種としてはヒノキ・パイン・杉・クリ・メイプル・オーク・チーク・ウォルナット等がよく使われています。

お掃除面とメンテナンス性では無垢のまま使用する場合は水や汚れはすぐ拭き取る事が大事っです。

またワックスやロウの塗り直しも必要です。

また日光が長時間当たる部分の日焼けや経年数により色合いが変化する樹種もあります。

価格面では樹種により違いますが中級価格~高級価格の位置づけになります。

○複合フローリング

合板を基材として表面に木をスライスした突板を貼ったり、オレフィンや紙のシートに木目や石目等をプリントした特殊シートを貼ったものでワックスフリー・遮音性・滑り防止・耐水性・耐久性等の機能に優れたフローリングもあり無垢材には無い特徴を持ったものが沢山あります。

また複合フローリングにはペットや高齢者が滑らず歩きやすいフローリングやクッション性のあるコルクを表面に貼ったフローリング等もあり機能性で選ぶ方法もあります。

色・柄・溝のデザインも豊富にあり価格も安価な物から高価ものまで幅が広いのでよく使われています。

床暖房対応やホットカーペットの使用が出来るフローリングもあるので、そのような計画がある場合は複合フローリングがおすすめです。

お掃除面でもワックスフリーのフローリングは楽ですね。

<水回りにおすすめの床材>

○クッションフロアー

クッションフロアーはクッション性のある塩化ビニール系のシートなので水濡れの心配がいらず、劣化しても容易に張り替える事が出来ます。

価格面では安価な部類になります。

お掃除面でも汚れが落ちやすく洗剤を使ってお掃除が出来ます。

色や柄も豊富にありピンク一色の洗面脱衣室にする事もできます。

○複合フローリング

耐水性機能付きのフローリングであれば安心ですが、できるだけマットを敷き濡れたマットを長時間放置しないようにしましょう。

今回は一般的に多く使われている床材をご紹介しましたが、室内土間やキッチン・トイレにタイル貼りをする方法もあります。

内装仕上げはインテリアとのコーディネートでその空間の雰囲気を決めるものでもあるので、置きたい家具や照明器具・カーテン等との相性や壁紙とのコーディネートも考慮して下さい。

それぞれが素敵な物でもコーディネートが出来ていないと、この内装に手持ちの家具が似合わないという事にもなりかねません。

ですから単独で決めていくのではなく、お部屋をどんなイメージにしたいかを決めてから床材も決めていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

断熱材の仕組み

家造りに断熱は欠かせない工事のひとつです。

家の老朽化と腐食の原因は水の侵入や結露・湿気にあり断熱をする事で、これらの事から家を守り室内を快適な環境してくれます。

そして断熱を高めると気密性も上がるので外部からの温度の影響を受けにくくなり冷暖房の効率が上がり省エネにもつながるという事です。

その断熱方法には種類があるので選択する必要があります。

また家が仕上がってしまうと断熱材が、どの様に施工されているかを見るには天井裏・床下を覗いて見られる程度でしょう、建売住宅の場合は仕様書で確認して販売者からの説明を聞いてこの家の断熱性能を知る事になります。

そこで断熱と気密について、ご紹介します。

断熱と気密がなぜ必要か

  • 家屋内の温度差が少なくなり省エネルギーになる
  • 結露やカビが生じにくくなる
  • ダニの繁殖密度が低くなる
  • 家内外の騒音防止対策にもなる

次世代省エネルギー基準

断熱基準の低い家造りをしていた日本が1993年に先進国のレベルに見習い全国を6つの区域に分けてそれぞれに望ましい建物全体の断熱性能の基準を建設省(現国土交通省)が定めました。

それが次世代省エネルギー基準です。

住宅に係る利用エネルギーの合理化に関する基準で、主な工事内容としては断熱・気密・換気性能の内容になります。

新築される住宅については2020年までに、この基準を段階的に適合義務化する計画になっています。

断熱の方法

断熱の方法としては「充填断熱」と「外断熱」の2つがあります。

<充填断熱>

充填断熱の壁は内側に防湿層を設け柱と柱の間の壁内に断熱材を入れ気密する方法で主にグラスウールやロックウールが使われています。

(充填材には木質繊維や自然素材を使った断熱材や発泡剤の施工方法もあります)

メリット

  • 外断熱と比較すると厚い断熱材を入れる事が出来る
  • 施工が比較的容易
  • 外断熱に比べると費用が安価

デメリット

  • 気密性の確保は施工者の技術による
  • 床下・小屋裏・土台・柱は外部の温度の影響を受ける

<外断熱>

外断熱は建物全体を発砲プラスチックを板状にした断熱材を貼ります。

建物全体を外側から包む状態なので床下・小屋裏・壁内もすべて室内と同じ環境なります。

メリット

  • 建物全てが室内と同じ環境になり温度差がない
  • 気密性と断熱性が両立している
  • 構造躯体が断熱材で覆われるので外部からの影響を受けにくく構造躯体が長持ちする

デメリット

  • 施工に手間がかかる
  • 厚い断熱材を取付ける事はできないので性能に限界がある
  • 費用が高価

大まかに説明をしましたが断熱のポイントの理想は下記ような事です

  • 建物全てが室内と温度差が無い
  • 風・雨・湿気に強い
  • 外部の温度の影響を受けない
  • 断熱が室内の気密性にもなっている

この理想から木造住宅の断熱の理想に近いのは外断熱になりますが現在では内断熱の比率が上回っています。

サッシも断熱仕様に

高断熱・高気密化をしたい家では建物全体の気密と断熱をより高める必要があります。

ですから外部の温度の影響を受けやすいサッシも断熱・気密仕様を設置する事でさらに性能は高まります。

この断熱は省エネにつながる事も魅力ですから、建材の開発は進んでおり高断熱・高気密性能を取り入れた建売や注文住宅も増えています。

高断熱・高気密の住宅で気を付ける事

しかし高断熱・高気密の弱点である結露には生活の仕方に注意をしましょう。

湿度の高い日本では結露対策をすることが大切となります。
24時間換気で湿気や有害物質を含んだ空気を排出する換気計画と室内に水蒸気の発生する原因になる洗濯物を室内に干す・開放型のストーブは使用しない方がよいでしょう。

断熱と省エネルギー対策等級

断熱性能の高さは専門家の計算により省エネルギー対策等級の判定ができます。

この等級が高い住宅には補助金や助成金制度が近年増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の選び方のポイント

窓は建物の外装とも考えられるのと、利便性や彩光・環境・費用面等を一か所づつ検討をして慎重に選びましょう。

「こんなに大きな窓は必要なかった」「隣家からの視線が気になり窓を開けられない」「台風時に風が強くあたるので雨戸を付けておけばよかった」など暮らしてみてから窓の事をもっと慎重に考えておけばよかったと思われる方が多くいます。

そこでどのような事に注意して窓を選べばよいのかを、ご紹介します。

窓の役割と有効彩光面積

窓には太陽光を取り入れる彩光・家の中に風を入れる通風が最も大きな役割です。

彩光の量は建築基準法で居室に一定以上の彩光量を確保しなければいけない法規があり、床面積の1/7以上の有効彩光面積を確保する事が義務付けられています。

(屋根面に取り付けるトップライトは通常の窓よりも彩光が3倍ある等特例の窓もある)

この有効彩光面積以下にならない範囲で窓の数や大きさは設計できます。

通風を良くしたい場合は対角線に窓を配置すると居室内、あるいは居室から廊下さらに居室と通風計画をすれば家内の広い範囲で風が抜けるので臭いや湿気対策にもなります。

窓のフレームの素材を選ぶ

窓にはいくつかのフレーム素材のがあり一般的には耐久性・耐水性に優れたアルミサッシを使いますがフレームの違いで木製サッシのザインが魅力的サッシや断熱性能に優れた樹脂サッシ等もあります。

またアルミサッシよりも高価になりますが、屋外側はアルミ・屋内側は樹脂フレームの複合サッシもありアルミのフレームのみのサッシよりも断熱性能・室内側の樹脂フレームの色と質感や結露の面で優れているので現在人気があります。

窓のデザイン

費用面から見てみると引き違い窓が安価ですが隣家からの視線や防犯性またはデザイン性も考慮してみましょう。

窓は1ケ所づつ環境が違うので、それぞれの位置と大きさ・デザインを決めていきましょう、引き違い窓は以前から主流になっているタイプで、誰もが使い慣れている窓ですが日本独特の建具スタイルで、現在では上げ下げ窓・滑り出し窓・ルーバー窓・等、開閉の形状が違うデザインのサッシの種類が何種類かあり、洋風な外装や洋間が増えた日本の住宅のお部屋のインテリアデザイン造りにも人気があります。

引き違い窓とその他の窓の大きな違いは、壁を開口する面積に対して彩光はどんな形状の窓でも同じですが、引き違い窓は開口面積の半分しか開口されない事と断熱性が他のデザインより少し劣ります。

ですから、開口面積で選ぶと小さな窓しか付けられない壁でも、引き違い窓以外のデザインにすれば開口面積は大きく取れるという事です。

ただし網戸の状態にしたい窓に回転窓は付けられませんし、外側へ窓を倒すタイプの窓は室内側へ網戸が来るので、その状態に抵抗がある方もいますし網戸を使用しない時はロール状に網戸が巻き込むタイプなど網戸の形状が引き違い窓よりも複雑な取り扱いになります。

上げ下げ窓は、一か所でも上下を開口する事により室内の空気を循環してくれるとか縦滑り出しの窓は、外へ出た窓が風をキャッチするので多くの空気を取り入れるというデザインによる通風の違いや、ルーバー窓は開口角度の調整で隣家が隣接していても視線は気にならない等その窓ごとに環境に合う窓を選ぶと良いでしょう。

窓ガラス

現在の窓ガラスはペアガラスといって2枚のガラスを入れるのが主流になっています。

遮音性・断熱性を比較するとやはりペアガラスをおすすめします。

さらに2枚のガラスの間に断熱性能を高めるガス入り製品やガラス表面に太陽光を遮熱する加工をしたガラスを使用する方法もあります。

他にも防犯性を強化するガラス等もあるので地域の環境で心配であれば取り入れるとよいでしょう。

雨戸・目隠し

雨戸は遮光・防犯・雨風や物が飛んできた時にガラスを守る役割をするものです。

現在では引き違い窓にシャッター式の形状を取付けるのが主流となっていて、防犯性から1階には全て付け、2階は掃き出し窓と台風時に風の影響を受けやすい面に取り付ける等と必要な場所にだけ取り付ける事もできます。

またこの面の壁にどうしても窓を付けたいけれど屋外からの視線が気になる場合に対処法はいくつかありますが使いやすい場所にどうしても窓を付けたい場合の浴室や洗面脱衣室・トイレ等には目隠し材を付ける方法があります。

窓のデザイン選びは、方角・大きさ・位置・形状・ウインドウトリートメント(カーテンやブラインド等)防犯性・屋外からの視線・使いやすさの視点から考えると思い通りの家具の配置や暮らしができるでしょう。

いかがでしたか、窓選びも慎重に考えると、こんなに沢山の事をシュミレーションしながら選ばなければならないのかと思われるかもしれませんが、家造りは何もない所から全てを設計して行く事ですから、この家でどんな風に暮らし行動するのかを沢山シュミレーションしておく事が、暮らしやすい家造りにつながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外壁の種類と選び方とデザイン

外壁は、家を守り 家を魅せる役割の部分です。

雨風・太陽光から家を守りながらも、どんな風に家を魅せるかとメンテナンス性を考慮して選ぶ事をおすすめします。

そこで外壁の種類とデザインをご紹介しますので外壁選びの参考として下さい。

外壁の主な仕上げ方法

外壁の仕上げ方法は2つの方式に分けられます。

1、湿式工法

メタルラス(金属のメッシュ状の金網)を壁に貼り、その上にモルタルを塗った上に仕上げをする。

  • 吹付塗装
  • 塗り壁(漆喰やリシン・珪藻土・自然素材等)
  • タイル

2、乾式工法

壁下地に金物を取付引掛けたり、釘打ちで外壁材を取付ける仕上げ方法。

  • 窯業系サイディング
  • ALC
  • 金属製サイディング
  • タイル

一般的に外壁全面を仕上げる方法をピックアップしてみました。

この他にもコンクリートや木材での仕上げ方法もあります。

では上記のそれぞれの特徴とメリット・デメリットを見てみましょう

<吹付塗装>

○特徴

吹付塗装はセメントを主原料としたモルタルを下地に塗り、仕上げに塗料を吹き付けます。

○メリット

費用が安く色のバリエーションが豊富

○デメリット

10年程度で再塗装が必要になる

重量はやや重い

<塗り壁>

○特徴

漆喰や珪藻土系の材料をコテで塗り仕上げる。

○メリット

落ち着いた仕上がりになる

またコテ使いで模様や凹凸を表現できる

○デメリット

細かいひび割れが入りやすくメンテナンスにやや手間がかかる

重量がやや重い

職人の技術に左右される

<窯業系サイディング>

○特徴

現在、外装材として最も普及しているタイプで柄や色が豊富でタイル調や木目調等のデザインも楽しめる。

グレードは素材の厚みと表面の加工・デザイン・目地レス等で違いを付けていて価格の幅が広い。

○メリット

色とデザインが豊富にあり違タイプの外壁を貼分けるデザインやコーナーにアクセントを付けたり帯を付けるなどのデザインを楽しめる。

表面に親水性や光触媒の加工が施してあるものは長期間キレイを保てる。

(ただし機能性UPと共に価格は高くなります)

○デメリット

コーキングレス以外のサイディングには目地のつなぎ目とサッシ周りにはコーキングをうちますが、このコーキングが外壁材の退色や汚れよりも早く劣化してきて痩せたりひびが入ってくることがあります。

外壁材のグレードにもよりますが10年程度での再塗装が必要になります

<ALC>

○ALCは珪石・セメント・生石灰・石膏・アルミニウムを主成分としていて気泡を含んだパネルなので軽量気泡コンクリートパネルとも呼ばれています。

気泡を含んでいるので断熱性に優れているのが特徴です。

○メリット

耐久性・断熱性に優れていて軽量なので高層ビルにも使われている。

○デメリット

軽石のような材質なので塗装の剥がれ・ひび割れ・コーキングの劣化部分からの水の侵入で素材が劣化しやすいので、それらのメンテナンスには注意が必要となる。

<金属サイディング>

○特徴

金属サイディングはガルバリウム鋼材やアルミ合板塗装板の裏側に補強と断熱の役割をする発泡系樹脂材を裏打ちして成形した外壁材です。

○メリット

非常に軽量で施工性が良い

重ね合わせる部分に釘打ちをするので釘が目立たず面の間にコーキングを打たなくても良い

○デメリット

柄に凹凸があまりないのでタイル調や石目調といってもあまり高級感が感じられないのでシンプルなストライプ系の柄に人気が集中しています

<タイル>

○特徴

工法には湿式と乾式がありますが現在では専用の金具やボンドで貼る工法が一般的です。

○メリット

タイルは粘土や石を細かく砕いた物を焼き固めたものなので耐候性や耐久性にすぐれています

見た目がサイディングの模倣品と違う美しさと重厚感があります

メンテナンスがフリーです

○デメリット

費用が高価

湿式の場合は地震での剥離の心配がある

下地の劣化が分かりにく。

現在、主流な外壁材を取り上げてみました。

外壁材はデザインだけでなく材質・厚み・表面の加工にグレードがあり断熱性能やメンテナンスのコストも様々です。

多色使いやサイディングと木材などの異素材のコーディネートも可能なので、まずはそれぞれのカタログの施工例をみたり、屋外へ出かけて、よそのお宅を眺めてみるとご自分の好みが分かってくるでしょう。

またショールームを利用して実物を体感したりアドバイスを頂くのもおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根材選びとデザインのポイント

家の屋根は外観全体のデザインの大きな要素となります。

周囲との調和を考え、外壁とのコーディネートも考えながら、ご自分のイメージ通りに仕上げたいですね。

また屋根材により構造やコスト面での費用やメンテナンス費用にも違いがあります。

そこで屋根材選びとデザインのポイントをご紹介します。

屋根の材質とデザイン

屋根材は外観デザインの大きな要素であり、デザインのみの視点からではなく屋根は太陽光と雨にさらされる場所なので耐久性やメンテナンス性も考慮して選びましょう。

屋根は複雑な形状にするほど費用は高くなり特に谷部分が多いと雨漏り等のリスクも増えると思ってください。

また屋根材の重さは構造体にも関係してきます。

ですから面積が小さく施工できコスト面や雨漏りの事を優先させると切妻や片流れの屋根形状にはメリットがあります。

この画像で屋根の形状5種を見比べてみて下さい

 

屋根材の種類と特徴

外装材選びには、それぞれの好みとメンテナンス費用も含めた視点からの選択方法になります。

さらにそれぞれの特徴をご説明します。

<屋根材>

一般的な窯業系の瓦は粘土を成型して焼いたものでデザインには和風・洋風な瓦があり、耐久性と断熱性に優れておりメンテナンスもほぼフリーです。

釉薬を施した瓦はさまざまな色があり和風・洋風のどちらにも使用できるでしょう。

釉薬無のいぶし瓦や無釉瓦は釉薬をかけず焼成過程でいぶし表面に銀色の炭素膜を付けたもので和風なイメージによく合います。

デメリットは瓦のように重い屋根には日常的に重い屋根を支える事と地震に耐えるしっかりとした構造体が必要になる事です。

他にもセメント系の瓦もあり樹脂塗料でされており施工性に優れているのが特徴です。

また最近では耐震性を考慮したずれにくい瓦や軽量化された瓦も造られるようになっています。

  • スレート版

一般的なスレート板はセメントに繊維材を混ぜて成型したものでカラーベストやコロニアルとも呼ばれています。

スレート瓦は軽量なのと費用が安いのがメリットです。

デザインや表面の仕上げはグレードにより耐久性が違い、またデザインや色が豊富にあるのも特徴でスッキリとした屋根に仕上がります。

デメリットはグレードによる仕上げ塗装により色落ちの心配があります。

  • 金属板

一般的にはメッキを施した鋼板でガルバリウムやアルミニウム・亜鉛合金を素材にした板で表面に樹脂系の塗膜や遮熱性の塗装で仕上げられたものもあります。

金蔵板は最も軽い屋根材で複雑な屋根形状や、ゆるい勾配にも対応できます。

デメリットは熱伝導率が高いので断熱性や遮音性能付きのものがおすすめです。

金属板そのものの耐久性は高いのですが表面の塗装はメンテナンスが必要です。

その他で注意する事(太陽光パネル・雪止め)

太陽光パネルを設置したいと思われている方は屋根材と共に計画を進めて下さい。

パネルを設置する事が前提での屋根形状・屋根材選びを検討する必要があるからです。

現在ではパネルと一体型になっている屋根材もあるので、そちらも検討してみましょう。

そして是非設置しておきたいのが雪止めです。

隣家側やカーポート等の雪がまとまって落下すると危険な場所には必ず設置しましょう。

現在の屋根の素材には断熱性・遮熱性・遮音性・耐震性など機能面を充実させた屋根材が開発されており形状や色を何色か使った物など種類が豊富になっています。

カタログだけでは質感や色合は、はっきりとわからないのでショールームを設置しているメーカー品でしたら実際に大きなサンプルで見てみる事をおすすめします。

ショールームではその商品の特徴を詳しく説明してくれますし、ご希望の外観のイメージを伝えると、おすすめの商品や外壁・雨トヨとのコーディネートをしてくれるメーカーもあります。

是非ご自分達でも情報収集をして納得のいく外観を完成させて下さい。