間取りのプランニングと一緒に決めること(家具と照明編)


間取りをプランニングする時に家具のサイズと配置を決めながら進めると、照明器具の位置もはっきりしてきます。せっかくの注文住宅ですから暮らしに合わせた位置に照明器具を設置して快適に暮らせるようにしましょう。
そこで今回は家具と照明器具についてのプランニングの仕方を、ご紹介します。

間取りのプランニングと一緒に決めたいこと

配線が必要な電気工事は、壁や床そして天井裏や小屋裏の室内から見えない部分に設置するので仕上がってからの変更はできるだけ避けるようにしましょう。そのためには間取りのプランニング時に家具の位置を考え、その場所に応じた照明器具をシュミレーションすることです。
まずは家具のサイズや個数を考えてみましょう。たとえば6人家族が一緒にダイニングテーブルで食事をしたいという希望があれば、それに見合うサイズのテーブルと椅子の数が決まっていきます。その家具を配置する向きや場所を検討しながら、お部屋の広さや窓の大きさや位置、日差しの入り方など他にも様々な観点から間取りのプランは決めていきます。
ですから、そのお部屋での過ごし方と置きたい家具と配置を考えながら間取りも考える必要があるのです。
そして、家具の配置がはっきりする事で照明器具の位置が暮らしに快適な場所に設置できます。
間取りの設計図には一般的に必要と思われる家具を図面上に配置してシュミレーションできる図面にしてくれる場合がほとんどです。
打ち合わせの時にダイニングからもTVを見ながら食事がしたいとか、キッチンの向きや形状などの希望を伝えたうえで必ず設計してもらいましょう。

リビングとダイニングテーブルの照明器具

照明器具のシーリングタイプ(天井に貼り付けるタイプ)は部屋の中心に設置するのが基本ですが、補助にダウンライトを付けたりブラケットタイプを壁のデザイン的に付ける方法もあります。そしてデスクを置きたい場合にはその上に照明器具があるとよいでしょう。たとえばリビングでも壁に寄せてデスクを配置して書斎コーナーなどにしたい場合などです。
また家族団欒時にはシーリングライトで全体を明るくしますが、落ち着いて映像や音楽を楽しむときにはダウンライトの明かりで落ち着いた明かりにする照明器具の配置方法もあります。
また明かりの色合いや明るさを調節できるタイプのシーリングで明かりをコントロールするのもよいでしょう。
このようにリビングでは他にもシーリングファンやシャンデリアなどでインテリアとして雰囲気を楽しめる照明器具も良いと思います。
ダイニングテーブルの上のペンダントライトはやはりテーブルの中心に吊るしたいですね、そのためにもダイニングテーブルの大きさと設置位置がはっきりとしていなければなりません。
少しの微調節を見込んでライティングレールを取付ける方法もあります。
レールには、どの位置にも照明器具を移動できますしさらにスポットライトやハロゲンライトをレール上の好きな位置に取り付けることができます。

玄関とトイレの照明器具

そして玄関とトイレは、部屋の中心ではなく暮らしに合わせた位置がよいことは注文を付けなければならない場合もあります。
トイレは座った位置の少し前で目の前が明るくなる位置にすると本などを読む方には良いでしょう。
また玄関は上がり框の上で天井まである下駄箱の場合は下駄箱の扉面から壁までを中心とした位置に設置しましょう。
そして玄関は人感センサー付きの照明器具にすると暗い玄関を移動することなく自動で照明が点灯するので便利ですし、ある程度の時間を経過すると自動で消灯するので消し忘れでがありません。

このように照明器具は家具の配置で設置場所やタイプが決まっていきます。また明かりで部屋を演出する役割もあります。今回は、あまりそのことには触れませんでしたがブラケットライトやインテリアのディスプレイコーナや絵画などに明かりをあててライトアップしたりおしゃれな演出にも使えます。
このような照明器具に興味がある方は今回ご紹介した暮らしを快適にする照明器具プラス演出としての照明器具も豊かなく暮らし造りに是非取り入れて下さい。

土間スペースは暮らしに便利!間取りに入れる?(シューズインクローゼットなど)

土間とは、床をコンクリート仕上げやタイル・石を貼って土足で歩けるようにした部分のことを言います。
一般的な家の中では玄関が土間仕上げとなっています。
この土間を玄関だけでなく他の部分にも取り入れて暮らしを便利にする間取り造りを、ご紹介します。

土間が暮らしに便利な理由

なぜ土間を家の間取りに取り入れたいかというと。
屋外で使用する物は土が付いたり汚れが付いてしまいますね、それらの物を置いておくのに土間の床でしたら汚れても水を流してお掃除をすることもでき汚れた物でも気兼ねなく置くことができるからです。それなら玄関を広くしておけばよいのではとも思いますが、置きたい物を考えてみて下さい。
たとえば、傘・ベビーカー・工具・土の付いた野菜・屋外で使用する遊具・ゴルフバックやスキー用品などのスポーツ用品・アウトドア用品・靴・灯油・ごみ箱・寒さから守る鉢植えの植物などは皆さんどこへ収納していますか?
玄関の中に収納するには雑然としてしまいそうな量ですし玄関を美しく保つこと難しそうですね。
また屋外の物置に収納するにも、これら全ての物というわけにはいかなでしょう。
こららの収納や、その他の使い方も交えて土間の施工案を、ご紹介します。

玄関つながりでシューズインクローゼットを造る

玄関から目隠し壁を隔てて土間部分を延長したクローク収納があったらどうでしょう、玄関からすぐの場所のベビーカーや、お子様の遊具・下駄箱に入りきらない又は汚れる長靴・ゴルフセットなどの屋外利用のスポーツ用品・レインコートなどの置き場にできますね。
また余裕があれば工具や日用品のストックなど倉庫代わりとしても使えます。

玄関つながりで広い多目的土間を造る

玄関から広いスペースの土間をつくると収納量が増え自転車も置くことができます。また室内ではできない趣味のDIYや自転車のメンテナンスなどの作業スペースにもできます。もちろん壁に棚を付ければ色々な物を収納することもできるでしょう。
また小さなお子様の雨の日の遊び場としてブランコを設置したり椅子と机を置けば、そこで気軽にゲストと、お話しをしたりすることもできます。また薪ストーブを設置するようにリビングにつながるように土間を造る方法もあります。

第二の玄関で土間を造る

ゲスト用の玄関とは別に家族用の玄関を別に作る方法もあります。
我が家が、そのような間取りなのですが私は気に入っています。ゲスト用の玄関が汚れることなく物も散らかりません。そして、いつでも靴の散らかっていないキレイな玄関でゲストを気持ちよく迎えることができるからです。
家族用の玄関は広く造り、土付きの野菜を頂くことが多いので、その野菜を置いたり、家族の靴は全てこちらに収納しています。そして傘・キックボード・スケートボード・アウトドア用品・ゴミ箱・帽子・ハンドタオル・日用品のストック・猫のトイレ用品のストック・お墓参り用線香 ライター ハサミのセットなどを収納しています。
汚れた物だけでなく出かける時に必要な物や持ち帰ったゴミを捨ててもらうゴミ箱などは生活をしている中で、ここにあると暮らしやすいと思い置くようになりました。また室内には置いておきたくないけど屋外で雨に濡れては困る紙類のごみなども置いています。
このようにご家庭により色々に便利に使える場所になると思います。

お部屋につなげる土間

インナーテラスのようにリビングにつなげて、おしゃれなテラコッタタイルやおしゃれな柄のタイルを貼った土間も素敵です。
こちらには冬場に寒さから守りたい植物を入れたり、家の中の物を掃除する時にこの場所で行ったり部屋干しの洗濯物干し場としたりに使えると思います。窓際に設置すると日当たりも良く室内と屋外の間のスペースのような感覚で使う事が、できると思います。

いかがでしたか。土間は土足のまま移動できる多目的部屋や倉庫として利用できる場所で汚れたものを気兼ねなくおいて置けることが室内のお部屋とは違う感覚で使えるところでしょうか。皆さんの暮らしに便利!と思えるなら是非間取りに入れてみて下さい。

新築時に知っておきたい床暖房の種類と特徴


住まいで快適に暮らすために冷暖房設備をどうするのかを考えておくことは重要です。
そこで新築時に暖房設備のひとつとして床暖房を検討される方に種類と特徴を、ご紹介します。
寒冷地で足元の冷え込みが厳しい地域や床に座って過すことの多いお子様のいるご家庭や、寒さで足腰の具合が悪くなるような高齢者の方には、床からの暖房は喜ばれる設備機器です。

床暖房の特徴とメリット

床暖房はフローリングの下に熱を発する設備を敷き床の表面を暖める暖房機器です。
床暖房の特徴は、ふく射熱により室内全体を暖める事ができることです。ふく射熱とは、熱を持った物体は赤外線が出ており、その赤外線により温められることです。ですから床を暖めた熱が室内の壁や天井に反射して、お部屋全体が均一に温まることになります。
暖房機器といえばエアコンやファンヒーターが主流ですが、こちらは対流式で熱せられた空気の比重が軽くなり冷たい空気が下に降りて来るので、室内での温度差ができ頭の方が暖かくても足元は寒いという状態にもなりやすいのです。もちろん温風で空気を循環させているのですが長時間の使用では乾燥が気になる方もいると思います。また石油ファンヒーターや石油ストーブなどの燃焼式の暖房器具は空気の汚れや臭いがありますが、床暖房は室内に燃焼させるものがないので空気が汚れず風も出さないので、ほこりが舞わず乾燥することがないのもメリットです。
また暖房器具の出し入れの必要がないのもメリットといえます。

床暖房のデメリット

床暖房のメリットな部分は魅力的ですがデメリットも知ってから設置をするかを検討しましょう。
床が温まるまでの時間がかかるのでタイマーを使って使う必要があります。
また無垢材のフローリングにしたい場合はフローリングの材質に気を付けましょう。床暖房対応の無垢フローリングもありますが無垢の木材は温度差や湿度などで木が伸び縮するので、床暖房との相性が良いとは言えないので、あまりおすすめはしません。
そして床暖房の方式や、その他の設備機器との組み合わせなどで施工費やコストパフォーマンスに違いがあるので、それらのことも一緒に考え見積と器具の性質を考慮して検討しましょう。

床暖房の種類

床暖房の方式は大きく分けて電気式と温水式に分けられます。
そして電気式も蓄熱式・PTCヒーター式・電熱線ヒーター式のタイプに分けられます。
それぞれの特徴を見てみましょう。

電気式

・蓄熱式
深夜電力の割安になる時間に蓄熱をして電気料金を抑えながら床暖房が使える仕組みで広い範囲に設置することで高い効果のが得られるタイプです。
メリットは、室内の温度差が小さい。深夜電力の電気代の割安な時に蓄熱をするので電気代が他の電気式よりも安い。基本的にメンテナンスが不要。
デメリットは、蓄熱体とコンクリート工事、断熱材工事が必要となるので設置工事が高価。工事の内容から新築時の設置が基本となる。長期的な使用が基本となるので細かな温度管理ができない。
・PTCヒーター
設定温度より高くなった部分の発熱を抑えてくれる温度センサー付きのパネルを使用したタイプです。
メリットは、温度センサーの自動温度調節機能で省エネをしてくれる。ヒーターが薄いので床高を上げずに設置ができる。
デメリットは、暖かさを感じるまでの時間がかかる。敷設率が低いため床全体が温まりにくく場所によっては冷たく感じる部分がある。
・電熱線ヒーター
電熱線ヒーターのパネルを使用したタイプです。
メリットは、他のタイプに比べてパネルのみの設置なので設置費用が安価。部分暖房ができるので必要な無駄な電力を消費しません。
デメリットは、割安の電気料を使わず暖房を使用する時の電気代金になるので長時間や広い範囲で使用する場合はランニングコストが高い。

温水式床暖房

温水式はパイプに温水を流して温める方式で給湯器で沸かした、お湯を使用するので給湯器のタイプで温水電気式床暖房・温水ガス式床暖房に分けられます。

温水電気式

多機能型エコキュートのヒートポンプか床暖房専用のヒートポンプで沸かした、お湯を利用して床を暖めます。
メリットはヒートポンプの熱源は電気ですが高効率なので電気式に比べると電気料金を抑えられる。またエコキュートを使用される場合にはオール電化とされる場合が多いので電気代が安くなります。
多機能型エコキュートとの設置ではパイプのみの施工なので設置費が安価。
デメリットは、エコキュートのタンクの容量は多めにしておかないと割安の電気料金で沸かしたお湯がなくなると昼間の高い電気代の時に、お湯を沸かすことになり電気代が高くなります。
エコキュートはガス給湯器に比べると高価。床が温まるのがやや遅めです。
・ガス式
ガス給湯器で沸かしたお湯を利用します。必要な時にお湯を沸かしパワーもあります。
メリットは、給湯器がコンパクトでヒートポンプより安価。温まるのが早い。パワーがあるので複数の部屋での利用も大丈夫。
デメリットは、エコキュートよりも初期費用は安いがランニングコストが割高。

床暖房のメリットは魅力がある暖房器具ですが、設置費用とランニングコストまた設置する広さや使用する時間などを考慮して選びましょう。設置には条件もありますし給湯器との関係や床材の選択にも影響があるので設計段階で、はっきりさせる必要があります。

家造りで行う儀式の「地鎮祭」と「上棟式」とは

家造りのことを調べていると「地鎮祭」と「上棟式」という言葉を見たことがあると思います。
どちらも家造りを行う時に行われる儀式とされいて工事の安全や無事に完成することを祈願する儀式です。
上棟式の内容は現在、簡素化される方が多くなりましたが地域により差があるようですので地域の方に伺ったり年配の親戚や親御さんの意見などを参考にして内容を決めるとよいと思います。
もちろん施工業者との相談の上で内容は決めていくことになります。

「地鎮祭」(じちんさい)とは

「地鎮祭」とはその土地の神(氏神)を鎮めるという意味で、これからの工事の安全を祈願する儀式で、境界石や境界杭の位置確認をした後に工事に着手する前の吉日に行います。
神主を招き祝詞ををあげてもらい土地を祓い清めてもらいます。

「地鎮祭」で準備すること

儀式に参列するのは施主とその家族、棟梁、鳶、設計者、施工者などの家の基礎や躯体に関係する職人や専門家です。
儀式を行う土地に施工業者と神主で、その土地の中に青竹を4本立てその間を主連縄で囲い祭場を作り祭場の中に八脚台(木の台)を置き祭壇とし、お供え物を置きます。
お供え物の米・日本酒・塩・海の幸(尾頭付きの魚・昆布やワカメの乾物)山の幸(果物)野の幸(地面上にできる野菜・地面下にできる野菜)などは施主が準備するのが一般的ですが神主に用意していただく場合は「御供物料」を渡します。
また神主が遠方から見える場合は「御車代」を渡します。
そして神主へのお礼は祝儀袋に「御初穂料」「御玉串料」「御神饌料」「御礼」のいずれかの表書きで渡します金額は2万円~5万円が相場ですが金額が決められている場合もあるので施工業者に確認してみましょう。
さらに地鎮祭に参列していただいた棟梁と鳶へも祝儀を用意します。

地鎮祭の流れ

式の進行や流れは施工業者や神主が行うので参列者はその指示に従うことになります。

①神主の修祓の儀(しゅうふつのぎ)と降神の儀(こうしんのぎ)
軽く頭を下げて神主のお祓いを受けます。
②祝詞奏上(のりとそうじょう)
いつ、どこで、だれが、何を建てるかと施工業者・設計者の名前などを盛り込んだ祝詞を神主が奏上します。
③刈初めの儀(かりぞめのぎ)
設計者が鎌入れをします。
穿初めの儀(うがちぞめのぎ)
建て主が鍬入れをします。
④玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神主から玉串を受け取り神前に捧げ二拝二拍手一拝します。
⑤撤饌(てっせん)
神主がお酒の入った瓶子(へいし)のふたをしめ祝詞を奏上します。
⑥式が終了後、お礼や御車代・祝儀等を渡します。
※これらの内容は地域の習慣や神社により異なることがあります。

「上棟式」とは

無事に棟が上がったことへの職人へのねぎらいや新居への祝福と、こらからの工事の無事完成を祈願する儀式です。
こちらも行う日は吉日が良いとされています。
本来は、神主を招いて行う儀式でしたが現在では棟梁が代理として行うことが一般的となっているようです。

上棟式で準備すること

祭壇にお供え物と御神酒が必要ですが施工業者で用意することが多いようです。また幣串などは棟梁か施工業者が用意します。
その他には職人へのお礼の品や昼食の用意が必要か、また御祝儀の金額と数なども棟梁か施工業者に相談をして決めましょう。
以前は棟上げ後に、その建物の中で食事やお酒で関係者や親戚を接待することがよくありましたが現在では簡素化により、あまり行わないようですがそれぞれの地域に違いがあるようです。

上棟式の流れ

①建て方(基礎の上に柱を立て梁や桁を組み立てて行き建物の骨組みを組み立てる作業)を済ませ棟木(むなぎ)に魔除けの幣串(へいぐし)を鬼門の方向に向けて立て簡易的な祭壇にお酒をお供えします。
②棟梁と施主で祭壇に二拝二拍手一拝をし、柱の四隅の根本に御神酒をまいて清めます。
③残りの酒を全員についで乾杯をします。
④棟梁・鳶・その他関係者への、ご祝儀やお礼品(赤飯や酒類・仕出し弁当など)などを渡します。
また地域によっては餅やお金(硬貨)をまくところもあるようです。
この建方の日の昼食は施主が用意し接待するなどのねぎらいを行うこともあります。
いづれにせよ、お礼品や祝儀・昼食の数や内容も棟梁や施工業者と相談して決めましょう。

「地鎮祭」「上棟式」は必ず行わなければならないものではありませんが内容を知り家族で判断しましょう。
親御さんなどの年配の方の中には行った方が良いという意向をされる方もいらっしゃいますし家を建てる、この時期にだけ行える祈願の儀式だという事は知っておきましょう。
内容もできるだけ簡素化して行う、または盛大に行うなど相談で融通はできます。

建物の配置計画


敷地の中に建物を配置する向きや位置で窓からの景色や彩光、通風が変わります。
また敷地には車庫や自転車置き場、物置のスペースと位置の計画と庭の設計・エアコンの室外機・給湯器の設置位置も一緒に考えておかなければなりません。
これらのことも考えながら建物の配置を考えるポイントを、ご紹介します。

敷地から道路の環境を見る

建物の向きは、まず道路からどのように家に入って行くかを見てみます。
あまりに道路から建物を周り込んで玄関に入るのも、まわりくどい感じですし玄関が道路から死角となり防犯性が心配になるので建物の向きや間取りも合わせて考えましょう。
そして道路から敷地内に車をどのように駐車するかを考えてみます。
そのときは道路の広さや交通量、車の大きさと運転技術も考慮して、あまり無理をしなくても駐車できる位置を確保するとストレスと危険がなくなります。
図面の縮小に合わせた車の型紙を作って図面の上で車庫入れをシュミレーションしてみるとイメージがわかります。

建物の周辺のスペース

法律の観点から言うと民法第234条では境界線付近の建物の築造制限が定められています。
建物を築造する場合「境界線より50cm以上の距離を存ずることを要します」とされていますのでこれらのことは燐家とのトラブルの元になる可能性もあるので考慮しましょう。
また行政で条例を定めている地域もあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。
狭い敷地なので出来る限り建物を敷地ギリギリまで寄せて欲しいと要望される方もしらっしゃいますが、水道やガス管の配管、将来の外装のメンテナンス時に必要な足場の設置のことも考えるとある程度の広さは必要です。
また音のでるエアコンやエコキュートの室外機や給湯器は燐家にとって不快と感じる場所の設置ですとトラブルの元となる可能性があるので考慮しましょう。

屋根の形状を燐家との環境

屋根に積もった雪は雪止めをつけていてもやはり雪は屋根から落下します。
片流れ方向が燐家方向や車庫方向に下がることは危険です。
雪の落下のことを考えると寄棟は四方に片流れは一方に全て落下することが考えられます。
そう考えると切妻で2方向の雪の落下が対処するには向いているでしょう。
雪止めを付けていないケースですが以前の大雪の時に燐家のカーポートや車、外構に落ち破損させてしまうケースもあったので、それらのことも考えると燐家との距離はある程度は必要でしょう。

道路に平行して配置する方法だけではない

建物の配置の理想は道路と平行に建て車庫と庭を道路側とする配置をまず考えると思います。
やはり建物の広い面積の広く敷地を取るので日当たりには、この配置がよいと思われますが変形敷地や2方向が道路に面している敷地で敷地に対して斜めに配置する方法もあります。
道路側に車庫スペース・家を挟んで反対側に庭という配置にするのです。
この配置の結果で彩光と通風が良くなり燐家からの視線が無く展望が良くなり敷地の道路に対する方角が良い場合には取り入れたい配置計画だと思います。

 

土地を分譲で購入する場合は、あらかじめ建物の向きを想定して土地を分割しています。
土地探しの段階で「この敷地にはこのような向きで建物のの大きさがこの程度で車が何台分のスペースです」という説明を聞き、ご自分のイメージ通りの家が建てられそうかを判断します。
また変形土地や斜面土地でも建物の間取りや形状や配置で他にない家が設計できることもあります。
やはり結果的には敷地に余裕があると楽な駐車方法での車庫スペースの確保や燐家からの視線や騒音問題などから回避することができると思います。
ですからその敷地に対して必要以上に建物の間取りを広く取らずに敷地内で暮らしやすい環境が作れる大きさの家の間取りにする考え方も必要ではないでしょうか。

雨戸はどうする?


まず雨戸の役割はどんな事でしょう。
防犯・遮光・断熱・防風・防火・防音・目隠し・窓ガラスの保護が考えられます。
現在は掃き出し窓以外は雨戸の付かない小さな窓や形状にすることが多くなり雨戸の事は、あまり考えなくなっていますが雨戸は意外と便利で暮らしやすい役割を持っている設備だと思います。
そこで雨戸の事を、ご紹介しますので付けて良かったと思える快適な雨戸を選んで下さいね。

雨戸のメリット

雨戸は無いほうが窓廻りがスッキリとして良いと感じるものですが、防犯・防風・竜巻の時には雨戸があると本当に心強いと感じる事でしょう。
台風の時の窓ガラスが受ける風圧はかなりなものですし竜巻で物が飛んできた時には雨戸がガラスを守ってくれます。
そして金属製の雨戸は防火にもなり災害時には役に立つ設備です。
また日差しが強すぎる窓は雨戸を閉めることで日焼けや日光の熱を室内に入れにくくしてくれます。
このように割れやすく熱に弱いガラスを守る役割や日差しをコントロールしてくれ防犯対策もできる設備なのです。

雨戸の種類

①戸袋付き雨戸(横に引くタイプ)
現在は上げ下げ窓や押し出し窓を付ける家も多く見かけられ、これらの窓には雨戸を付ける事はできません。
しかし以前は、ほぼ引違窓の形状でしたので居室の窓には戸袋付き雨戸を付けるのが一般的でした。
窓の横の外壁に雨戸を納める戸袋を付け雨戸は横に2枚建てで引くスタイルです。
寒冷地では断熱タイプにする方法も良いと思います。
また雨戸は防音対策にもなるので音漏れや屋外の騒音が気になるときには閉めると軽減されます。
開閉動作は立ったままで行えます。
②シャッター雨戸(上から下に引き下げ、上に巻き取るタイプ)
現在は、このシャッター雨戸を付けている家をよく見かけます。
雨戸と言えばこの形状が一般的になっているとも言えます。
戸袋がないので外装がスッキリと見え外壁に戸袋のスペースを必要としないのがメリットです。
形状は窓の上にシャッターを巻き込むカバー形状の物を付け上から下へ引き下ろします。
背の低い子供でも閉められるように紐がついています。

注意したいのは、掃き出し窓では雨戸を開閉する時に上下の動きが必要となり、下まで閉めたり開ける時に、しゃがみこまなくてはなりません。
この動作が高齢者には負担かもしれません。
このような場合には価格は上がりますが電動式タイプを選択するのもよいでしょう。
また沿岸地域や台風の被害を受けやすい地域には強度の強いタイプを設置することができます。
③ルーバー雨戸
形状は戸袋付き雨戸と一緒で建具がブラインドになっていて通風雨戸とも言われるタイプです。
雨戸を閉めたままでルーバーの開閉と角度が変えられるので窓を開けたいけれど防犯性が気になる窓や日差しや通風のコントロールができます。
そしてレースのカーテンを付けなくてもルーバーの角度で室内が見えずらくなります。
また簡易型の面格子のように取り付けてルーバーの角度を調節できるタイプもあります。
こちらですと洗面脱衣室や浴室等の窓にも取り付けることができます。

このように雨戸には防犯や窓ガラスを守るだけでなく日差しのコントロールや目隠しとしての機能を目的とすることができるのです。
また家を建てた時には必要なかった雨戸も燐家が建ったことで目隠しや防犯として必要になった時に後付で付けられるタイプもあることを覚えておきましょう。
建売では雨戸の無い家も見かけますが寒い時期・風の強い時・日差しの強い時など雨戸があったらなぁと思う事があると思うのでオプションでも是非設置したいですね。
そして予算があればルーバー雨戸で防犯と目隠しもしながら通風や日差しを取り入れられるタイプが色々と雨戸を活用することができるので、おすすめです。

住まいの防犯性能はどこまで高める?


住まいの防犯性能は、どの程度まで必要でしょうか。
防犯意識は個々により差があることと地域の環境を確かめて家族で話し合い決めていきましょう。
たとえば家にいる事の多い主婦や娘さんの女性の方は防犯性能を高めておかないと不安だと思われる方が多いからです。
また、ご主人の出張が多い、単身赴任の家庭、高齢者だけの家庭やお子さんが留守番をすることが多いご家庭は防犯性を高めておくと安心して暮らせるでしょう。
そこで、どんな防犯方法があるのかを、ご紹介します。

どの程度の防犯をするのかを見極める

先程のようにまず家族の意見をまとめてみます。
そして家の周囲の環境を見てどの程度まで防犯性能を高めるのかを見極めましょう。
道路から見えづらい場所の窓から侵入されるケースが多いそうなので、そのような場所の窓には対策をしておくと安心です。
また玄関の鍵の閉め忘れがないようにオートロックという方法もありますが鍵を持って出るのを忘れる可能性はかなりあるようです。
また指紋認証のドアロックも指が乾燥したり荒れているとなかなか認識されず困ることもあるようです。
このように防犯性を高めることだけにポイントをおくと暮らしづらくなることもあるかもしれないのでその点は注意しましょう。

外構と塀

塀は見通しの良い造りで高さを抑えて雨戸や格子のない2階などの足台にならないようにします。
また高い塀や見通しの悪い造りだと道路から見えずに死角ができるので侵入作業がしやすくなるからです。
しかし反対に家の中が外から見えやすくもなるのでカーテンや日暮れ時間には雨戸を閉めることが必要です。
門扉も家族が皆帰宅したら鍵が閉められ容易に侵入できない構造がよいでしょう。

玄関と勝手口

玄関と勝手口は道路から、ある程度は見える場所が侵入作業を妨げることになります。
ドアの材質は簡単に破壊されない物で彩光ガラス入りの場合は割られても手を差し込めない構造になっていることが必要です。
錠はピッキングやサムターン回しの対策がされている物でさらにダブルロックにすると安心です。
ドアチェーンや取り外せないドアスコープも付けるとさらに安心です。
また留守番中の、お子様でもわかりやすいテレビモニター付きインターホンは留守中の訪問者の画像を録画できる物もあります。

1階の窓

窓から侵入されるというケースもよくあるので小さいトイレや浴室・洗面脱衣室の窓には面格子、掃き出し窓や人が出入りできそうな大きさの窓には雨戸かシャッターを付けて防犯性を高めると安心です。
また日中の留守が多い場合は掃き出し窓のガラスは防犯合わせガラスや補助鍵をつけてダブルロックとし道路からよく見えるようにしておくとよいでしょう。
防犯ガラスは特殊フィルムが内部に密着されているので通常のガラスに比べて割れにくいガラスです。
またサッシ全体が外れないサッシ止め対策の施された物にする方法もあります。

バルコニー

見通しのよいデザインで縦樋や手すりなどを伝ってバルコニーに入れないような構造にする。

庭と家外周

庭や家の周りにはこのような防犯対策が考えられます。
植裁は見通しを悪くしないように配置し剪定でその状態を維持する。
足台になるような物を窓のそばや容易に取れるような場所に置かない。
歩くと音がでる砂利を敷く。
人感センサーライトやフラッシュライトも効果的ですが燐家との状況には注意して設置しましょう。
最近は一般の家庭でも警備会社に依頼することも多くなりましたがダミーの防犯カメラやステッカーを貼っておくだけでも防犯効果はあります。

窓ガラス・サッシ・鍵・面格子・シャッター・ドアなどの開口部に付ける製品には犯罪者の侵入をおおむね5分以上妨げる性能を確かめられたCPマークの付いた防犯性能の高い物があります。
こちらの製品を必要な部分に取り入れると防犯性能は高まります。

防音対策が必要と感じたら


防音や遮音が必要と感じるのはどんな環境でしょう。
家が隣接して窓が近い・楽器演奏をする・オーディオやシアタールームを設置したいなど室内から燐家に不快と思われる音量を出す。
また子供室の下階の部屋の足音が気になって仕方がない・小さな家でトイレの音が気になるなどの場合は防音対策をした方がよいでしょう。
そして屋外からの騒音として、線路が近い・車の交通量が多い道路が近い・隣が公園などの音が不快な場合も防音対策は必要と感じるでしょう。
そこで、これらの防音対策に付いてご紹介します。

室内での音が気になる箇所と対策

①上階からの音

まず現在良く取り入れられているプランの梁を見せて天井を貼らない造りは上階の音が下に響きやすくなるので間取りで上階が人の出入りの多い部屋や生活騒音を気にする方には不向きな設計かもしれません。
そして足音や振動などが気になる場合は防音対策をおすすめします。
方法は上階の床に遮音マットや遮音シートを敷き込んだり下階天井裏にグラスウールを敷き込む方法で音や振動が軽減されます。
遮音マットやシートには厚さや密度により防音性能が違うので設計段階で、どの程度の対策にするかを相談しましょう。

②トイレの音

リビングとトイレが近くにならない間取りになるとよいのですが、そうもいかない場合はトイレの壁に遮音シートを貼るかグラスウールを壁に中にいれる、または石膏ボードを2重貼りにする方法があります。
さらにドアを防音ドアにすると音がかなり軽減されます。

③水回りの配水管

2階に水回りの設備を設置する場合は配管を通しますが室内の壁内に配管する場合はリビングや寝室を避けた場所に通します。
また配管を室外に出すと音は気にならずメンテナンスもしやすくなります。
この場合は外装のデザインの目立たない場所に配管しましょう。

楽器演奏やオーディオルーム・シアタールーム室の防音対策

防音室は壁・天井・床・ドア・窓・換気扇をどれだけ防音できるかで音漏れの違いがでます。
壁・天井・床は遮音する資材の厚みと密度と空気層の厚さで防音性能の違いができます。
またドア・窓・換気扇にも防音対策仕様の資材を選びます。
どの程度まで遮音するかは実際にでる音の質や量を調べ防音レベルを確認するとよいでしょう。
スマートホンのアプリにも音の量(デシベル)を計測できるものがあります。
また建材メーカーでもこれらの事を想定したプランニングをしてくれるので施工業者に相談をしましょう。
そして、こららの部屋は防音だけでなく音響にこだわりたいと思われる場合が考えられます。
内装の仕様で音響の調節をすることになります。
また楽器メーカーからユニットタイプの音響も考えられた防音室を販売しているのでそのまま組み込んでしまう方法もあります。

屋外からの騒音

こちらも騒音のレベルにより仕様を考えてみましょう。
一般的な屋外からの騒音でしたら、しっかりした躯体と外壁内断熱材とペアガラスの仕様で、さほど気にならないでしょう。
ただし線路や踏切近くとなると気密性の高いサッシや二重サッシが必要と思われる方もいるようです。
ガラスにも振動を受けにくいタイプを選ぶとよいでしょう。
また換気扇や給気口も屋外の騒音を入れたり漏れたりする原因になります。
壁に直接穴を開けるのではなく天井からダクトを使って使用時以外は蓋が閉じられるタイプを設置するとよいでしょう。

防音性を高める仕様にするには目には見えない仕上げ材の下や中に遮音性のある素材を入れる事なので一般的な壁や床・天井よりもコストがかかりますが音楽をおもいきり楽しめる喜びができます。
また燐家との関係もあり静かに暮らしているご家庭の様でしたら配管や室外機等の設置場所や音の配慮は必要になるでしょう。

部屋別床材選びのポイント


床材は水に濡れやすい場所、汚れやすい場所、床材の足ざわりにこだわりたい場所など、部屋別や生活スタイルに合わせて選ぶ<と、お掃除がしやすかったり、こだわりの床で快適に過ごすことができます。
機能性で選ぶかデザインや質感で選ぶかもポイントになります。

玄関・廊下・リビングの床材の選び方

これらの床は水を使わない場所なので質感やデザインを重視して選んでもよい床です。
一般的にはフローリングを貼ることが主流です。
そのフローリングには複合フローリングと無垢材フローリングがあります。
複合フローリングは合板の基板に木の表面を削って貼り付けたタイプやシートに柄をプリント(木目が多い)したものを貼り付けたタイプが主流でさらにワックスフリー状態に表面に膜を加工してあったり、WPC加工で樹脂を浸み込ませて表面をキズや汚れ水に耐えられる仕様の複合フローリングがあります。
耐久性でいえばWPC加工のフローリングのほうが高いフローリングです。
フローリングの耐久性は価格とも比例しているので、デザインが気に入っても、あまり安価な物は傷みが早いでしょう。
複合フローリングのメリットは耐久性・耐水性などに優れた物やペットや高齢者が滑りにくいマットなタイプなど機能性を重視した選び方もできることです。
また色や溝の形状のデザインが豊富にありメンテナンスも楽なこともメリットといえます。
無垢材のフローリングは木の温もりが感じられ複合フローリングに比べると柔らかく、断熱効果もあるのがメリットです。
しかしキズ付きやすく表面にワックスや塗装をしなければ水を使う場所では変色や腐りの原因となりやすいのがデメリットです。
無垢材のフローリングは素材の木の種類により価格が違い複合フローリングよりも幅が狭いので貼る手間がかかり季節により木が伸び縮みするので溝の間が気になる方もいるかもしれません。
これらの事を知っておき、どちらのタイプにするか考えてみて下さい。
玄関・廊下・リビングでは水を使う場所ではないので無垢材が気に入った場合はそちらでも大丈夫ですね。
また無垢材のキズも味わいのひとつですが室内で犬や猫などのペットを飼われている場合は注意が必要です。

キッチンの床材の選び方

キッチンの床にははフローリングにするか水や汚れに強くクッション性のあるクッションフロアーにするか悩むところです。
ダイニングと床が続いている場合にはフローリングでつなげた方が床面積も広く感じ見た目もスッキリします。
キッチンをフローリングにする場合は耐水性のある汚れの落としやすい複合フローリングがお手入れが楽でしょう。
さらに床材を保護するためと硬いフローリングから足の疲れを守るためにキッチンマットを敷くことをおすすめします。
またテラコッタタイル貼などもおしゃれに見えますが足への負担や硬く冷たいというデメリットも知っておきましょう。
その点クッションフロアーは水に強く汚れが落としやすくクッション性があるので足にも優しいので素材としては最適です。
デザインも豊富にありフローリングとは違う印象に仕上げることができます。

トイレ・洗面脱衣室の床材の選び方


トイレ・洗面脱衣室は扉を付ける個室なので廊下と床材を違えても床見切りで仕切ることができます。
こちらも水濡れ・汚れが気になる床なのでクッションフロアーが最適でしょう。
クッションフロアーは貼替も容易にでき価格も安価なのでコストとメンテナンスがよい床材です。
またトイレにはタイル貼も素敵ですが硬く冷たいこととその他の床材にくらべて費用が高価になります。

椅子を使う床の注意(ダイニング・子供部屋・書斎など)

椅子を傾けて角を当てたり(お子さんがよく机につかまって椅子を後ろに倒す行為)椅子を床に付けて引いたり出したりするとどんな床材でもキズがついたり表面のシートが剥がれることになりかねません。
複合フローリングなら耐久性の高い物、また床に座って遊ぶことも多い小さなお子様の部屋には無垢材のフローリングも柔らかく暖かいので良いでしょう。
ただしデスク下から椅子を引く場所までにラグやカーペットを敷きダイニングでは椅子の脚裏にフェルト素材等の引きずっても床をキズつけない床保護材を貼っておきましょう。

このように床材はデザインや質感にもこだわりたいのですが水回りの床には耐水性を考慮した床材でなければ劣化が早くなることを覚えておきましょう。
また床暖房設備を取り入れたい場合は床暖房対応の複合フローリングでなければなりません。

自分スタイルに合ったキッチンレイアウトのポイント


毎日長時間使うキッチンは使い勝手の良いレイアウトや、お気に入りのデザインにしたいですね。
キッチンには調理作業がしやすい・掃除がしやすい・食器や調理器具・食品が片付けやすく出しやすいことが使い勝手のよいキッチンと言えます。
まず間取りを決めていく時にキッチンのレイアウトも一緒に決めていくこととなるので今回はレイアウトを中心に、ご紹介します。

キッチンのレイアウト

キッチンを家の中のどの部分に設置したいかを考えてみましょう。
そして料理を作る時の状態がどのような環境が、ご自分のスタイルなのかを考えてみましょう。

①料理に集中したい

独立型キッチン(出入り口はダイニングにありますがほどよく壁で仕切ってキッチン内があまり見えない間取り)
臭い・油ハネなどでダイニングを汚すことがなく、キッチン内がダイニングから見えづらいので調理器具などを好きなだけ広げながら作業ができ集中して調理ができます。
また収納スペースもコンパクトに手の届きやすいレイアウトがしやすく無駄な動きの少ない効率の良いキッチンが造りやすい。

②家族とコミュニケーションを取りながら作業をしたい

対面キッチン(キッチンシンク側をオープンにしてダイニングとつながりのあるキッチン)
ダイニングやリビングにいる家族とコミュニケーションが取りやすく、小さなお子様を見守りながら作業ができます。
背面には食器や食品・家電を収納するスペースを確保して、こちらも機能的なキッチンとしやすいレイアウトです。
ただし臭いや油ハネ・音がダイニングに伝わってしまう、玄関からの動線でキッチンを通過しなければダイニングやリビングに行けない場合はキッチン内を来客にも見られてしまうデメリットがあります。

③多人数で作業をしたりキッチン内を壁で仕切りたくない

オープンキッチン(対面キッチンよりもさらに仕切る部分を造らずダイニングにキッチンを設置する感じ)
アイランドキッチン(壁に接することなくキッチンの周りを周れるレイアウト)
キッチンの四方から作業ができるので多人数での作業ができます。
またキッチンが良く見えるのでデザインのおしゃれな物が揃っています。
こちらも臭い・油ハネ・水ハネ・音が伝わってしまうのとキッチン内は、丸見え状態になります。

④キッチンとダイニングのスペースが狭い

壁付キッチン(壁に向かって作業をするタイプ)
キッチンは背面に収納スペースや家電が設置できると作業効率が良いのですが、そのスペースが他の部屋の間取りの関係で確保できない場合には壁付キッチンの方法があります。
収納家具などがキッチンと横並びのレイアウトは動線が長くなりますがダイニングテーブルが近くに設置できるメリットもあります。

吊戸棚はどうする?

手の届きやすい位置によく使う物が収納できるスペースが確保できたのなら高い位置の吊戸棚で年に数回しか使わない物を収納するのもよいですが、高齢になると億劫になります。
どうしても必要な場合は低い位置や昇降式のタイプにするとよいでしょう。
収納物が吊戸棚なしでも納まる場合は吊戸棚は無ければキッチン内は広くなります。
また見せる収納とする棚だけを取付けたり金属製のキッチンパネルにしてマグネット式の棚や吊り下げフックなどを取付ける方法もあります。
キッチンに収納したい物の量を確認してフロアユニットや収納部にどれだけの物が収まるのかをシュミレーションして考えましょう。
引き出し式のキッチンには開き扉の形状よりも多くの物が使いやすく収納できるので現在と同じ長さの開き戸のキッチンより収納量が多くできます。

家電製品の置き場所をはっきりさせる

家電製品にはコンセントが必要ですし、炊飯器や湯沸かしポットからは水蒸気が出るので設置場所をはっきりさせておきましょう。
家電製品のサイズに見合ったカウンターや水蒸気を排出してくれるユニットなどをレイアウトしておきます。

忘れてはいけないダストボックス

キッチン内ではごみが頻繁に出ます。
ダストボックスの置き場も考えておきましょう。
収納ユニットやキッチン下をダストボックス置き場とできるキッチンや収納ユニットもあります。
理想はキッチン内から出入りできる勝手口やベランダ・ウッドデッキなどがあれば、そこに大きなダストボックスを設置すればキッチン内は小ぶりなものでまかなえます。

キッチン内は家電製品や大きさが様々な調理器具や食器などを使い勝手よく収納を上手にするのは本当に難しいものです。
今回は大まかなポイントをご紹介しましたが、さらに工夫されたキッチンや収納ユニットまた壁・床仕様で、お掃除性や機能性がアップします。