家族のコミュニケーションの取りやすい間取り(LDK編)

家族が一番コミュニケーションを取りたい主婦の長時間居る場所がキッチンです。
1日に平均で5時間近くをキッチンで作業をして過ごしているというデーターもあります。
話をしておきたい事があっても個室のキッチンや仕切りの多いキッチン・部屋側に背を向けての作業が多いキッチンでは、そばまで出向いて行って話をしなければならないですね。
時間に余裕のある時でしたら問題はないですが、お互いに忙しい時には億くうになったり、話忘れたりとコミュニケーション不足になりがちです。
忙しく過ごす方の多い家庭ほど、家族が集まるLDKをコミュニケーションの取りやすい間取りにすることをおすすめします。

キッチンとダイニングを近くにするメリット

食事をするダイニングでは家族が集まりやすく向かい合って話をすることがしやすい場所です。
また料理の配膳や片付けもキッチンとダイニングが近いとラクですね。
さらにダイニングに座っていながらキッチンに居る人と話ができる距離やキッチンで作業する人がダイニング側に向いていると話がしやすいでしょう。
そして料理の配膳や片付けをするのにキッチンからカウンターそしてダイニングテーブルの流れにしておくとダイニングに居る人に配膳や片付けを手伝ってもらうことができます。

コミュニケーションを取りやすいキッチンプラン

キッチンは対面プランもしくはアイランドプランのキッチンで作業をしている時にダイニングやリビングに向かって作業ができるプランがコミュニケーションを取りやすいキッチンプランになるでしょう。
ただしデメリットもあります。
対面プランは壁付プラン(壁にキッチンを付けるので作業する時の向きは壁に向かう)よりもキッチンスペースが必要なこととカウンターやレンジフードのための壁や天井からの下がり壁(吊戸棚を設置したい場合やキッチン内の空気の汚れをお部屋に入れたくない場合等には設置もある)で仕切りができるのでLDKの面積に余裕がない場合は狭く感じてしまうことです。
またキッチンへの出入り口が1ケ所になる場合も多く2人での作業には不便を感じます。
アイランドプランでは作業をする音やニオイや汚れが部屋中に廻りやすくワークトップやシンク内が丸見えなのでマメにお掃除をする事になるでしょう。
しかしデメリットよりも家族とのコミュニケーションや作業動線を優先させる間取りの方が暮らしやすいのではないかと思います。

ダイニングのプラン

ダイニングのテーブルは、そのスペースに見合ったサイズにはなりますが大き目の余裕のあるサイズがおすすめです。
お子様の小さいうちはダイニングで勉強をさせるとキッチンで作業をしながらでも様子を見てあげられますし、キッチンで煮物をしながらパソコンを触るなど物が置ける余裕があるサイズのダイニングテーブルは便利です。
またリビングのソファーでくつろぐよりもダイニングチェアーとテーブルの方が落ち着く事もあるのでデザインだけで選ばず座りごごちのよいチェアーを選びたいですね。

リビングのプラン

まずリビングでは何をするのかを考えてみましょう。
来客と過ごす・読書をする・パソコンをする・テレビやDVDを観る・ソファーにくつろぎ音楽を聴く・子供が遊んだりくつろぐ等やそれぞれ他にもすることがあると思います。
また家族とコミュニケーションを取りやすくするために、お化粧品をリビングに持ち込み行うなど特に主婦の方は知らず知らずのうちにそのような生活をしていると思います。
この様に家族が集まりやすい場所で多目的ルームでもあるのですが来客時には整理整頓とインテリアを素敵にして、お掃除の行き届いたお部屋にしておきたいのですが、そうもいかないのが現実だと思います。
ですからリビングは多目的に使えるスペースと収納に配慮した間取りにするようにしてはどうでしょうか。
たとえばリビングでパソコンや作業ができる長机を壁に付けて配置しておく。
このような方法ですとスペースは少しで済みます。
そして収納場所を確保しておけば整理整頓するのもラクになります。
またキッチンからダイニング・リビングへと多少でも見渡せる間取りにするとLDKのどこにいてもコミュニケーションの取りやすい暮らしができるのではないでしょうか。
そして、この間取りのデメリットである音が筒抜けになってしまう事が気になる事がある場合は可動式の間仕切りで緩和するのも開放感を損なわず簡易個室にすることができます。
また仕切る事で空調設計の仕方にも違う方法案も出て来るでしょう。

LDKの間取りでは土地の形・道路と敷地の関係・日当たり・広さ・生活動線・作業動線等さまざまなことを考慮しながら決めるのでなかなか全てが思い通りに行かない事もありますが、その家でどのように過ごすのかをシュミレーションしながらパズル感覚で間取りをしてみましょう。
今回は主婦兼インテリアコーディネーターまたは建築業として数々のお宅を拝見したり新築やリフォームのプランニングを経験して現在思う事をまとめてみました。
参考になればうれしいです。

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